2020年7月に上陸を果たしたアウディのコンパクトSUV「Q3」に、早くもモデル最上位にあたる高性能車「RS」を追加。第2世代となり、全面刷新を図ったQ3シリーズだけに、高性能仕様のポテンシャルアップにも期待が膨らむ。
何よりもRSシリーズの中でも初となるコンパクトクロスオーバー「スポーツバック」の追加も大きなトピックだ。
新世代「RS Q3」の基本的な仕様と特徴を分かり易くお伝えしよう。
文:大音安弘、写真:アウディ ジャパン
【画像ギャラリー】新顔も仲間入りした第2世代のアウディRS Q3シリーズ
第2世代のRS Q3シリーズが日本上陸
アウディ ジャパンは、2020年10月27日、コンパクトSUV「Q3」シリーズの最上位にあたる高性能モデル「RS Q3」及び「RS Q3 スポーツバック」を発売した。
全車右ハンドル仕様となり、価格は、RS Q3が838万円、RS Q3スポーツバックが863万円となる。
新しいRS Q3は、2020年7月、日本でもフルモデルチェンジされた第2世代のコンパクトSUV「Q3」がベース。新型Q3では、新たにクロスオーバーSUV「Q3スポーツバック」を追加。それに合わせる形で、RS Q3にも初となるスポーツバックモデルが追加された。
25周年を迎えたRSモデルの最新作
RSシリーズとは、アウディの標準車をベースに開発された高性能モデル。その歴史は、1994年のアウディRS 2アバントに始まる。
これまでに様々なRSモデルが投入されているが、それらはアウディのレーシングカー開発などを手掛けるクワトロ社(現:アウディスポーツ社)によって開発生産されてきた。
その生い立ちが示すように、性能やデザインにモータースポーツからの多くのフィードバックが与えるのも大きな特徴。だからこそ、アウディのスポーツモデルの中でも、最上位のR8同様に特別な存在といえる。
今回のRS Q3は、ベース車から一新したRSシリーズの最新作に当たる。
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