新型スープラは本当に出るのか!?2018年大物新車たち 4選

■トヨタスープラ 今年秋から来年2〜4月へ?

 トヨタのラグジュアリイスポーツ「スープラ」は2019年2〜4月頃復活する見通し。従来モデルは2002年に生産中止したので実に17年ぶりの再登場となる。

 エクステリアデザインは最終モデルの面影を彷彿させるシャープな2ドアクーペシェルだが、中身はがらりと変える。BMWとの共同開発であるから、スポーティで走りのポテンシャルを最高度に高めた足回りとパワートレインで仕立てられるはず。

 搭載するエンジンは2L、直4ターボで最高出力は258馬力を発揮する。組立てるのはBMWのドイツ工場が担当する見込み。月産600台のうち、日本へは80台が割り当てられるという。

 日本での対抗モデルは日産GT-RやホンダNSXであるから、車両本体価格は1000万〜1500万円程度に設定されるだろう。

 ネーミングはまだ明確になっていないが「スープラ」を引き継ぐ可能性が強い。歴代モデルはカローラ店の専売だったが、次期型はネッツ店も加わり、2チャンネル扱いになると思われる。

【首都圏カローラ店営業担当者の証言】

 新型スープラの話は、すでに聞いています。割り当て台数が少ないので販売&サービスは都市部が中心になるかも知れません。販売台数は少なくても話題性は強大だから、他の扱いモデルにも良い影響を与える強みを発揮することを期待しています。

■ダイハツタント ハイブリッド仕様があり、11月に登場

 次期型タントは2018年11月にも登場する。

 プラットフォーム、パワートレインなど基本コンポーネントの殆どを新開発に切り替えるのが特徴。エクステリアデザインは従来コンセプトの延長線上と4隅を丸めた角丸デザインで仕立てられる。

 プラットフォームのレイアウトはエンジンに傾斜をつけながら前方へ移動させることで、室内の居住空間を同クラス最大とする手法を採用する。つまりホンダのN-BOXと同じやり方となる。

 パワーユニットは新開発のNA660cc&ターボだが、注目したいのは1モーターでEV走行が可能な軽自動車初のフルハイブリッド車を設定すること。これによって同クラスではスズキのスペーシアを上回り、トップの低燃費と走行性向上の両立を図る。

  標準タイプと上級&スポーツバージョンの「カスタム」とのデザインコンセプト分けをより明確にし、カスタムは大型グリルと異形LEDヘッドランプで押し出しのよさを一層際立たせる。

 エンジンは標準仕様がNA、カスタムはNA&ターボを搭載する。

 安全面ではパッケージの「スマートアシスト3」を進化させて標準装備車を設定する。自動ブレーキの停止速度を引き上げ、より実用域での安全性向上を図る。

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