最大の特徴は専用チューンエンジン
特別仕様車の大きな特徴となるパワートレインには、1.2Lの直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載するが、カタログモデルのガソリン車とは大きく仕様が異なる。
コンピューターマッピングの変更に加え、ターボチャージャー、インジェクター、排気バルブ、コネクティングロッドのベアリングなどを専用設計に変更。
これによりカタログ仕様比で、最高出力が+25psとなる155ps、最大トルクが10Nmとなる240Nmまで向上。しかも最高出力と最大トルクの発生回転数は、カタログ仕様と同等となるため、より力強い走りが期待できる。
パフォーマンスラインのエンジンは、グループPSAのコンパクトプラットフォームCMPの搭載エンジンで、最もパワフルな仕様という点も見過ごせない。
これまでアバンギャルドなデザインではあるものの、上品さが際立っていたDS 3クロスバックだったが、パフォーマンスラインの登場でスポーティという顔も持つことになる。
価格面でも、DS 3グランシックの10万円高に留められているので、性能と価格のバランスも良い。最新DSモデルとして初のスポーツモデルとなるだけに、従来のDSユーザーやフレンチファンなどからも注目されそうだ。
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