三菱自動車は2021年2月17日に新型となるアウトランダーの画像を公開した。三菱が得意とする4WD技術を生かしたSUVのアウトランダーが、4世代目となる新型へとフルモデルチェンジした。
本年4月から北米にて販売を開始とアナウンスがあったが、もちろん日本導入も間違いなしのモデルだ。最初はガソリンモデルの投入になるが、絶大な支持を集めるPHEVについても追加導入される見込みだ。
三菱自動車が発表したプレスリリースをベースに新型アウトランダーを紹介しよう。
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文:ベストカーWeb編集部/写真:三菱自動車
■「新世代ダイナミックシールド」採用でより強くスタイリッシュに
累計販売台数260万台を超える三菱のクロスオーバーSUVのアウトランダー。日本ではパジェロなき後も本格的な4WD技術で多くのファンを掴んできたモデルだ。
2002年の発売以来、3世代にわたり進化を続け、プラグインハイブリッドモデルの「アウトランダ-PHEV」も含めて、三菱を支えるモデルとして君臨してきた。今回モデルチェンジした4代目となるアウトランダーは大きく分けて3つのポイントをセールスポイントとしている。
(1)力強く存在感のあるスタイリング。次世代のダイナミックシールドフロントフェイス、大径20インチタイヤとワイドボディを強調するフェンダー、重厚かつ堂々としたプロポーション
(2)安心・安全な走行性能。新開発プラットフォーム、大幅に進化を遂げた電子制御4WD及びS-AWCによる意のままの走り、様々な路面状況に安心して走行できる新開発のドライブモードセレクター、新開発2.5Lエンジン
(3)上質な室内空間。触感や素材にこだわった上質なインテリア、上質な座り心地を追求した3列7人乗りシート、視認性と操作性に優れる液晶メーターディスプレイ、スマートフォンのワイヤレス充電機能の新採用など、大幅に質感と利便性を高めた室内空間
エンジンは新開発2.5Lエンジンを搭載し、出力は8.9%アップしつつも燃費は2.6%削減に成功。そこに8速CVTを組み合わせることでよりスムーズな加速を体感できるという。
三菱の真骨頂である4WDは電子制御式4WDを採用。停車中から前輪と後輪を強く拘束でき、走り出しの瞬間から後輪駆動力が発生。冬の凍結路の上り坂で止まってしまった時のようなシビアなコンディションでも、ドライバーにより安心感をもたらせてくれるはずだ。
もちろんランエボから煮詰めてきたAYC(=アクティブ・ヨー・コントロール)も継承され進化し、マルチリンクの足回りと合わせてより操縦性の高い4WDとなる。また2WDモデルにもブレーキAYCを採用し、旋回時の左右輪の駆動差を吸収してより意のままのハンドリングに近づけているのも特徴。
北米での価格は約275万円からとなっており、日本市場でも300万円程度からのプライスタグが付くことになりそうだ。
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