■スズキ ジムニー 2018年7月初旬頃
すでにスズキ各販売店には先代型(現行型)の在庫販売と次期型への案内を始めている新型ジムニー。20年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
次期型はスクエアなボディでラダーフレームを踏襲し、パワーユニットはNA仕様とターボ、マイルドハイブリッド仕様も用意される。4WDはローレンジ付き電子制御4WDの「ALL GRIP PRO 4×4」を採用。
これまで1L仕様の「シエラ」は1年遅れの登場と報じられてきたが、ここにきて「同時発表では」という情報も入ってきた。
伝統と格式のあるスズキのイメージリーダー的モデルで、今年度最も登場が待ち遠しい1台。
■ホンダ N-VAN 2018年7月中旬頃
大ヒット軽自動車N-BOXのプラットフォームを使った軽商用車N-VANのデビューが間近に控えている。
Bピラーレスのスライドドアで、助手席まで倒してフルフラット化できる広大な荷室スペースが最大の特徴。実質的にはアクティ、バモスの後継車となり、4WDやターボ、MT仕様まで用意されるという。
「標準ルーフ」と(ルーフを高く、室内高をより確保した)「ハイルーフ」仕様が用意され、フロントマスクも「標準タイプ」「COOLエディション」「FUNエディション」と3タイプから選べる仕様となる。もちろんホンダ得意の安全技術パッケージ「ホンダセンシング」も用意される。
N-BOXが大ヒットして軽自動車のスタンダードとなりつつあるだけに、このN-VANも軽商用車界に大きなインパクトを与える存在となりそうだ。
■ホンダ CR-V 2018年7〜8月頃
2016年3月に日本市場から撤退したCR-Vだが、昨年9月に再び日本市場へ導入されることが発表。世界的なSUVブームを背景に、捲土重来を期して今夏発売される。すでに外観は昨秋の東京モーターショーに出典されているが、パワートレーンは1.5Lの直噴ターボと2Lの2モータースポーツハイブリッドi-MMDの2種類になるもよう。1.5Lターボには流行りの3列シート仕様が設定される。
これによりマツダCX-8、三菱アウトランダーに続いて、3列目シートを持つクロスオーバーカーが登場することになる。
■日産、マツダに新車はないのか?
結論からいうと、日産、マツダ両社は今年度、つまり2019年3月まで型式変更をともなう新型車の発表予定はない(日産は秋にリーフNISOMOの追加設定、マツダはアテンザのマイナーチェンジが6月に実施される見込みだが、フルモデルチェンジや新規車種の発売はないということ)。
そのぶん来年度以降はヒットが予想される新型車が用意されているが、とはいえ今年度、特に各ディーラーは厳しい年となりそう。いっぽう値引きが拡大する傾向にあるので、両メーカーの新車を狙っている方はチャンスの年でもある。
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