【実はハイエースも!? 】狭い道でも自在に走れる!! 小回り抜群の車 5選


86と大差の小回り性能持つロードスター

■マツダ ロードスター(ソフトトップ)

コンパクトカーを凌駕するほどの取り回しの良さをもつロードスター。86も小回りに有利なFR車だが、エンジンにより思いのほか小回りが利かない
ロードスター/全長×全幅×全高:3915×1735×1235mm、最小回転半径:4.7m。86も小回りに有利なFR車だが、エンジンにより思いのほか小回りが利かない点は対照的

ロードスターは全長3915mm×全幅1735mmと小さなボディのFRなので、タイヤの切れ角も大きく、最小回転半径は4.7mとコンパクトカー並みに小さい。そのうえボンネットが低くて運転席からよく見え、車幅や先端がつかみやすく、取り回しは非常にしやすい。

タルガトップのRFだと後方視界はよくないが、ソフトトップなら運転席からでもあっという間に開閉できるソフトトップを駆使すれば、後端まで目視できるほど後方視界が広がる。

スポーツモデルで「意外に取り回しが悪い」と感じるのは86&BRZだ。

サイズも小さく視界も良好だが、ロードスターや最後のシルビア(S15型、最小回転半径4.9m)のような小型FRらしい特権のような小回り性能を期待してしまうと、86&BRZは小回りが利かず、最小回転半径5.4mとちょっとガッカリしてしまう。

フロントに横に広い水平対抗エンジンを積むため、タイヤの切れ角も意外に小さいためだが、切れ角のアップを期待したいところだ。

最小回転半径3.3m! 小回り抜群の小型車は?

■スマート/ルノー トゥインゴ

スマート フォーフォー/全長×全幅×全高:3550×1665×1545mm、最小回転半径:4.1m
スマート フォーフォー/全長×全幅×全高:3550×1665×1545mm、最小回転半径:4.1m

2人乗りのシティコミューターとして開発され、ボディサイズは全長2755mm×全幅1655mmと軽自動車仕様があった初代スマートフォーツーよりは大きい。

しかし、超コンパクトなうえに、前にエンジンのないRR(リアエンジン・リア駆動)のため、ハンドルの切れ角が非常に大きく取れ、先端・後端の見切りも良好。スマートフォーツーが小回り、取り回しの王者なのは文句のないところだ。

これだけの要素が揃えば最小回転半径など気にする必要もないが、その値は3.3mとかつてトヨタが同様のコンセプトで作ったiQの3.9mよりも大幅に小さい。

スマートフォーツーの4人乗り仕様「フォーフォー」や兄弟車のルノー トゥインゴも全長が3550mm、3620mmに伸びるだけで、最小回転半径は4.1m、4.3mと4人乗れる車の取り回しではブッチぎり。

小回りの利くコンパクトカーの次点としては、4.5mという最小回転半径の小ささに加え、先端の見切りが良好なのに加え最上級グレードにはタイヤの向いている方向の表示がある日産 マーチを挙げたい。

反対に取り回しが悪いのがトヨタの16インチホイールを履くコンパクトカーだ。ヴィッツは標準4.7mに対し16インチ5.6m、シエンタも標準5.2mに対し16インチ5.8mと太いタイヤを履くスポーツモデル並みになってしまう。それだけに選ぶ際には若干の覚悟が必要だ。

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