ハイブリッドも一新し燃費は大台越えへ!
一方、ハイブリッドはシステムが現在の1モーター式i-DCDから、新型インサイトから採用される1.5Lエンジンと組み合わせた2モーター式のi-MMDへと一新。こちらのほうが販売の中心になりそうだから注目だ。
この1.5L・2モーター式はモーターでの走行をメインとしたハイブリッドで、燃費性能は現行モデルのJC08モード燃費34.0km/Lから大きく向上。40km/Lの大台を目標値として現在も開発が進められているという。
現在、コンパクトクラスでは同じくハイブリッドを採用するトヨタアクアの38.0km/Lが燃費ナンバーワンだが、新型フィットはその上の燃費を達成するはずだ。
同様にハイブリッドコンパクトカーの日産ノートe-POWERはエントリーグレードでJC08モード燃費は37.2km/Lと、アクアの数値には届いていない。しかし、こちらはEVゆずりの走行感覚がウケていることもあって、現在販売台数ではトップ。販売面では次期フィットの一番のライバルになる。
そのほかハイブリッドコンパクトカーは、ヴィッツハイブリッド、スイフトハイブリッドもあるが、次期型の最大の競合モデルはアクアとノートe-POWERの2車だろう。
そんななかで、ナンバーワンの燃費を売りにベストセラーを狙う次期フィットがついにデビュー。これによって、ハイブリッドコンパクトカーの燃費と販売の競争がさらに激化することは間違いない。
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