これが新世代スバルSUVの回答だ! 「スバルXV」改め「クロストレック」がワールドプレミア!!

■仙骨を押さえて骨盤を支える独自のシート構造を採用

 インテリアではセンターに鎮座する縦型11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイを採用し、さらにスマホとの連携が大幅に強化されている。このため、ふだん自分が使っているスマホと同様の感覚でシームレスに扱えるのは嬉しいところ。

大学医学部との共同開発により、脊椎の下部にある仙骨を押さえて骨盤を支えてくれるシートを採用している。腰痛持ちならずともありがたいシートだ
大学医学部との共同開発により、脊椎の下部にある仙骨を押さえて骨盤を支えてくれるシートを採用している。腰痛持ちならずともありがたいシートだ

 また、新型クロストレックはシート構造にもかなり注力していることにも注目だ。大学医学部との共同研究を行い、その知見から得られた仙骨(脊椎の下部に位置する大きな三角形の骨のこと)を押さえて骨盤を支えるシート構造を採用。この仙骨を押さえることで頭部に車体の揺れが伝わるのを防ぐという。

 さらに、シートと車体の固定構造を従来までのブラケットを使った方法から、新たにシートレールを直接車体に固定する構造に変更している。これによって取り付け部の剛性と振動収束性を向上させ、ステアリング操作に伴うロールや路面のうねりで体が大きく揺さぶられた時でも快適な乗り心地を実現したという。

■スバル日本初の広角単眼カメラを採用!

日本仕様のスバル車としては今回のクロストレックでの採用が初となる広角単眼カメラ。これにより、歴代アイサイト最高となる安全性能を誇る
日本仕様のスバル車としては今回のクロストレックでの採用が初となる広角単眼カメラ。これにより、歴代アイサイト最高となる安全性能を誇る

 スバル車でも肝となる安全性能面で、今回のクロストレックでは低速走行時に新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車や歩行者を認識できる広角単眼カメラを日本のスバル車では初採用した。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイト最高の性能を実現している。

 なお、レヴォーグやWRX S4で採用するアイサイトXのようなハンズオフ運転まではカバーしていない。

 スバルでは新型クロストレックのキャラクターについて、「とことん使えて、頼りになる相棒」を標榜しており、「休日のアウトドアやアクティビティに心置きなくチャレンジできて、いつでもどこでも自由に満ち足りた時間を過ごしたいユーザーに使ってほしい」と開発主査のスバル商品企画本部の毛塚紹一郎氏は語っている。

 今から発売開始が非常に楽しみなスバルらしいCセグのクロスオーバーSUVである新型クロストレック。新世代スバルSUVの尖兵として注目だ!!

【画像ギャラリー】スバルの主力SUV、XVが新たにクロストレックの名で爆誕! その詳細を写真でCHECK!!(50枚)画像ギャラリー

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