トヨタの燃料電池自動車(FCEV)のミライが2022年12月19日に一部改良を受けて発売された。2020年12月9日のデビュー以来、2年ぶりの一部改良となるが、これによって商品性向上を図っている。
文/ベストカーWeb、写真/TOYOTA
■ディスプレイオーディオの使い勝手を向上
トヨタミライは水素を燃料として燃料電池で発電し、モーターを駆動するFCEV(燃料電池自動車)だ。2代目となる現行型が2020年12月9日に発売されたが、その一部改良モデルが、2022年12月19日に発売された。
今回の変更点だが、まずセンターコンソールに「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」が搭載されたことだ。全画面表示が可能な12.3インチの高精細HDワイドディスプレイに加え、クルマがWi-Fiスポットになる「車内Wi-Fi」が使用できる(有料オプション)。
ディスプレイオーディオPlusは、ディスプレイオーディオ自体にナビデータが保存されているため、長時間にわたり通信圏外にいる場合でも車載ナビが使えるということで、使い勝手が向上している。
ほかにフロントドアガラスにIRカットと高遮音性の機能を追加したので、ドライバーや同乗者への負担が減るはずだ。
目的地までの走行をサポートする高度運転支援技術 Toyota Teammate[Advanced Drive]装着モデルには、他車の死角領域に配慮しながら走行する機能が追加された。これによってさらに安全な走行が期待できる。
メーカー希望小売価格は、710万6000円~860万円(税込)となっている。
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