レクサスLMは地上のファーストクラス!! やっぱり後席が真骨頂!! 4人乗り仕様を激推しのワケとは?

レクサスLMは地上のファーストクラス!! やっぱり後席が真骨頂!! 4人乗り仕様を激推しのワケとは?

 2023年4月18日に上海モーターショーでワールドプレミアされた新型レクサスLM。何といっても新型は日本でも発売されるというのが既報どおりのビッグニュースなのだが、そのなかでも注目したいのが贅沢な4人乗り仕様だ!

文/ベストカーWeb編集部、写真/LEXUS

■実は4人乗り仕様が新型LMのメインだったりする!?

おお……この豪華さはもはやクルマのレベルをはるかに超越している? ライバルは飛行機のファーストクラスなのか!?
おお……この豪華さはもはやクルマのレベルをはるかに超越している? ライバルは飛行機のファーストクラスなのか!?

 2代目となった新型レクサスLM。3列シートの6人/7人乗り仕様に加え、ショーファードリブン(ショーファーカー)としての機能が強化されている点が注目ポイント。ショーファードリブンとはフランス語そのクルマのオーナーは基本的に後席に座り、運転はお抱え運転手が行う、いわゆるVIP向けのクルマのことを指す。

 もちろん、新型LMは基本的に2023年6月発売が見込まれている新型アルファードとプラットフォームを共有していると考えられるが、それにしても4人乗り仕様の後席の豪華絢爛ぶりは圧巻だ。

 前席と後席との間にはパーテイションで仕切られており、その上部には昇降式のスモークガラスが備えられており、プライバシーと開放感の双方を併せ持っているのだ。

 また、48インチの大型ディスプレイを備えており、オンラインによるビジネスミーティングのほか、エンタメでの使い方など多様なシーンで楽しめるのが凄い。そのディスプレイ下部には冷蔵庫や収納スペースまで備える「至れり尽くせり」感は圧倒的。

■レクサス初の後席専用「温熱感IRマトリクスセンサー」が凄い!

パーテイション上部中央には乗員と周辺温度(窓やトリム、天井の周辺温度を検知)を検知する後席専用「温熱感IRマトリクスセンサー」を設定している
パーテイション上部中央には乗員と周辺温度(窓やトリム、天井の周辺温度を検知)を検知する後席専用「温熱感IRマトリクスセンサー」を設定している

 実は先代の初代LMにも2+2の4人乗り仕様は設定されており、中国での現地価格146万6000元(約2200万円)で販売されていた。しかし、新型はさらにラグジュアリー感に磨きをかけて登場するというから聞き捨てならない。

 さらに、この後席には専用独立シートを採用。オットマンの伸縮量は先代モデルよりも延長されており、パーテイションとの距離を保って余裕のスペースを確保しているのが心憎い。

 もちろん、快適装備も万全。レクサス車としては初となるアームレストとオットマン部分にも対応したシートヒーターを完備。パーテイション上部中央には乗員と周辺温度(窓やトリム、天井の周辺温度を検知)を検知する後席専用「温熱感IRマトリクスセンサー」を設定している。

 これは乗員の顔や胸、大腿や下腿の身体の部位を4つに分けて温熱感(暖かさと冷たさ)を推定することでエアコンやシートヒーターを一括でコントロールし、車内を常に快適な温度に保ってくれる優れものなのだ。

 オフィスから移動中の車内でのビジネス環境にもこだわっているのが新型レクサスLM4人乗り仕様の注目点。アームレスト内に収まっている格納式テーブルはタブレット端末やノート型PCを操作するのに充分なサイズを持っている。

 忙しいビジネスパーソンにはこのうえない装備といっても過言ではない。もちろん、質感向上や滑り止め防止機能を持つ表皮巻きの天板となっている。

次ページは : ■新型LMの静粛性には並々ならぬこだわりが!

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