■残価率が7割!? 乗り換えなら月々の支払いは現実的な金額の可能性も
先代のアルファードを販売ランキング上位に押し上げた要因が、高いリセールバリューであった。
高残価を背景に、トヨタディーラーの用意する残価設定ローンの利用が非常に多かった。月々の支払いを少なくアルファードに乗れるという点が、ユーザーに対して魅力的に映っている。
新型でもリセールバリューの高さは維持できるという目算があるようで、トヨタ販売店の設定する残価率は、今回も高い水準をキープ。
具体的な残価率は、各販売店によって若干異なるが、3年70%、4年65%、5年60%程度となっていた。残価率はアルファード・ヴェルファイア共通で、現在のところグレードによる残価率の差も無い。
ここまで紹介してきた各車の見積もりで、5年の残価設定ローンを、ほぼ頭金なし、ボーナス払い無しの状態で計算すると次のようになる。(実質年利率3.9%で計算)
・アルファードZガソリン:月々6万8700円 最終回支払い324万円(頭金5万3335円)
・ヴェルファイアZプレミアムガソリン:月々7万3900円 最終回支払い393万円(頭金9万5535円)
・アルファードエグゼクティブラウンジHEV:月々8万9600円 最終回支払い510万円(頭金7万8235円)
・ヴェルファイアエグゼクティブラウンジHEV:月々9万1400円 最終回支払い522万円(頭金52,535円)
※割賦元金をキリのいい数字にするため、頭金は各車で異なる
アルファードZガソリンの数字がローンを組む時の現実的な数字となるだろう。ボーナス支払い無し、頭金無しで月々約7万円弱というのは、640万円の支払総額を見ると、手頃感もある。
これで仮に頭金を100万円にすると、月々の支払いは約5万円。頭金を200万円にすると月々の支払いは約3万2000円だ。頭金は現金+下取り額であるため、先代アルファードからの乗り換えなら、購入時の持ち出し金額はそれほど大きくならない可能性もある。
これも、先代から続くアルファード・ヴェルファイアの高い残価率が成せる技。今回も高い残価率を利用した、残価設定ローンによる購入が増えそうだ。
■今週末までが勝負!? とにかく早い決断が先決
新型アルファード・ヴェルファイアの注文は既にスタートしている。年内に配車される枠は、今週末までに埋まってしまうことは必至の状況。ディーラーによって完全先着順での販売や、25日(日曜日)までに集まった注文の中から抽選で初回オーダー分を決めるといった、販売形態に違いがあるのも、今回の販売スタイルの特徴だ。
どうしても週末にしかお店に足を運べないという人は、抽選方式を取るお店に行くのもいいと思う。
注文初日の勢いを見ていると、すぐに納期が年単位になることは確実。現車を見るとますます魅力的に感じる新型アルファード・ヴェルファイア。欲しいという人は、こちらの見積もり例を参考にして、いち早くお店で注文を入れてほしい。
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