そんな残るの!? 5年残価率が最低で50%も!! 新型アルファード&ヴェルファイア見積り徹底解説

■唯一のターボは700万円!! 新型ヴェルファイアは走りのミニバンに

ヴェルファイはブラックとホワイトの2色のみ!! ブラックはソリッドとなる
ヴェルファイはブラックとホワイトの2色のみ!! ブラックはソリッドとなる

 ヴェルファイアの2.4Lターボモデル、Z Premierはどうだろうか。こちらも駆動方式はFFを選択し、車両本体価格は655万円となる。ボディカラーは有料色であるプラチナホワイトパールマイカ(3万3000円)を選択した。装着したオプションは次の通りだ。

■メーカーオプション

 ・ユニバーサルステップ:6万6000円

 ・デジタルインナーミラー:4万4000円

■ディーラーオプション(工賃込み)

 ・盗難防止機能付きナンバーフレームセット:8,910円

 ・フロアマットセット(ロイヤルタイプ):11万1155円

 ・サイドバイザー:4万3340円

 アルファードZとの違いは、標準装備される機能が多い点だ。

 アルファードではオプション扱いだったトヨタチームメイトアドバンスドパーク+パーキングサポートブレーキ+アドバンストドライブ(9万5700円)、カラーヘッドアップディスプレイ(5万5000円)、左右独立ムーンルーフ(13万2000円)がベース車で装着済みのため、選択できるメーカーオプションが少ない。

 諸経費はアルファード同様に約40万円程度(登録月やメンテナンスパックの要否などで若干変動)で、支払総額は729万5535円となった。

 ターボエンジンと充実の装備で、プレミアム感を増すヴェルファイア。アルファードとの差を明確に出し、キングオブミニバンの称号を奪いに行くのだろうか。

 総支払額は、アルファードのZグレードHEVモデルと近くなり、ターボのヴェルファイアを選ぶか、HEVのアルファードを選ぶかが悩みどころとなるだろう。

■エグゼクティブラウンジは先代比100万円アップ!?

870万円はたしかに高額だが、この仕上がりを見れば納得!! とくに後席は至れり尽くせりの超快適仕様に
870万円はたしかに高額だが、この仕上がりを見れば納得!! とくに後席は至れり尽くせりの超快適仕様に

 次は両車の最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」を比較していきたい。まずは2.5LのHEVで駆動方式はFFを選択(E-fourは22万円高)、ボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ(3万3000円)を選択した。車両本体価格はアルファードが850万円、ヴェルファイアが870万円である。

 まずはアルファード。メーカーオプションは、ほぼ全部付けの状態で試算している。装着したオプションは以下の通り。

■メーカーオプション

 ・225/55R19タイヤ&19インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装):3万3000円

 ・CD・DVDデッキ:4万1800円

 ・ユニバーサルステップ:6万6000円

■ディーラーオプション(工賃込み)

 ・盗難防止機能付きナンバーフレームセット:8,910円

 ・フロアマットセット(エグゼクティブ):14万4155円

 ・サイドバイザー:4万3340円

 諸経費はHEVのため少し下がって20万円程度(登録月やメンテナンスパックの要否などで若干変動)で、支払総額は907万8235円となった。

 一方のヴェルファイア。タイヤホイールは標準状態で19インチを装着するため、メーカーオプションの設定は無い。(レスオプションで17インチに変更可能)

■メーカーオプション

 ・CD・DVDデッキ:4万1800円

 ・ユニバーサルステップ:6万6000円

■ディーラーオプション(工賃込み)

 ・盗難防止機能付きナンバーフレームセット:8,910円

 ・フロアマットセット(エグゼクティブ):14万4155円

 ・サイドバイザー:4万3340円

 こちらも諸経費はHEVのため少し下がって20万円程度(登録月やメンテナンスパックの要否などで若干変動)で、支払総額は925万2535円となった。

 選択しなかったメーカーオプションは、スペアタイヤ・ITSコネクト・寒冷地仕様の3つだけである。

 先代のエグゼクティブラウンジと比較すると、乗り出しは約100万円高くなった。

 さらに、こだわりのディーラーオプション(エアロパーツ・パフォーマンスダンパー・室内イルミ・カーテンなど)を加えていくと、総額1000万円の大台も見えてくる。

 さすがは新時代のショーファーカーとして仕上げたグレード、お値段も超高額だ。

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