■現行スバル車では4番目、そして唯一のNA車となるSTI Sportグレードの設定
実はBRZの開発を担当しているのは、レヴォーグレイバックの開発者であるスバル商品企画本部プロジェクトジェネラルマネージャー(PGM)の小林正明氏。STI Sportが追加されるまでに2年かかったのだが、なぜデビュー当初から設定されなかったのかを聞いてみた。
「低重心でハンドリング性能を両立するピュアスポーツカーを目指して設計してきましたが、STI Sportでより多くの人に価値を提供するために今回追加設定することになりました。我々としても議論をしてきましたけど、このタイミングになりました」
BRZのトップグレードとしてSTI Sportが設定されたが、スバル全体のなかではレヴォーグ、WRX S4、そしてフォレスターの3車種に現在はラインナップされている。
これについて、小林氏によれば「STIさんのセッティングを生かしながら我々も走りを追求するというスタンスはどのクルマでも変わりません。もちろん、車種によってその性格は異なりますし、キャラクターによっても“合う、合わない”はあるので、そのあたりも考慮したラインナップとしています」とのこと。
レヴォーグとWRX S4、そしてフォレスターはターボエンジン搭載車に設定されているのだが、今回のBRZはNA車だけにその乗り味が気になるところ。早く公道でそのフィーリングを確かめてみたい!
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コメント
コメントの使い方この写真のままのオプションつけるとオンライン見積もりで538万円になったわ
近年STIの名が安売りされ、設定車種もnismo的モデルじゃなく、無限パーツやGRsportみたいな扱いになってました。
その中で、久々に高負荷優先でしっかり設計されたSTIが出てきて嬉しいです。
しかも現行になり世界で胸張れる高レベルになったBRZの底上げですからね。
GR86比でGT色が強いので、独自のニュートラル感は残しつつ、もっと姿勢操れる幅を下側にも上にも広げてくれたら。