東京オートサロンの会場で、レクサスがBEVモデル「RZ」の高性能モデルを発表した。エアレース・パイロット室屋義秀選手やレーシングドライバー佐々木雅弘選手が協力したガチのハイパフォーマンスモデルだ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/レクサス
【画像ギャラリー】青い差し色が随所に!RZ 450e F Performance をじっくり見て!(14枚)画像ギャラリー■前年のオートサロンに登場した「F SPORT CONCEPT」を1年かけて熟成!
覚えているだろうか。レクサスは2023年の東京オートサロンで、電気自動車であるRZ450eに「F SPORT CONCEPT」というプロトタイプを設定してみせた。
それから1年。「F SPORT CONCEPT」が抱いた理念を市販モデルとして具体化したクルマが、今回発表された「RZ F SPORT Performance」というモデルだ。
このクルマはカーボンニュートラル社会に貢献するBEVでありながらも、走りの楽しさを追求した特別仕様車。その開発にはエアレース・パイロットとして世界的に知られる室屋義秀選手や、レーシングドライバー佐々木雅弘選手が協力したというからただモノじゃない。
具体的には、空力開発は室屋選手(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)と協力。室屋選手との技術交流から得られた知見を活かし、航空機に用いられている空力技術を応用したカーボンウイングやカーボンターニングベインなど17点の専用エアロパーツを採用した他、ダウンフォースを増加させるなど、より高い空力性能を実現した。
いっぽう足回りでは、21インチアルミホイールを装着し、コイルスプリングやショックアブソーバーを専用チューニング。佐々木雅弘選手と共に下山テストコースを徹底的に走り込み、走行性能を鍛え上げることで、妥協のない走りを実現したという。
■ルーフを走る青い「差し色」がクール!
エクステリアカラーも特別だ。光と影が織りなす静寂の銀世界から着想を得た「HAKUGIN(白銀)」のボディにブラックのコントラストが際立つルーフを組み合わせ、ここへ差し色のブルーのアクセントを配置。
きめ細細やかな粒子感で美しい造形を際立たせるマットホワイトの新たな質感を追求するとともに、BEVのクリーンさを想起させるブルーのアクセントカラーを取り入れることで、スポーティな印象を際立たせている。
インテリアには、新たに設定したブラックとブルーの専用インテリアカラーと、ブルーステッチが施されたウルトラスエードのシートを設定。エクステリア、インテリアのトータルコーディネートでスポーティなスタイルを表現してもいる。
RZ 450e F SPORT Performanceは、単なるオートサロンの華じゃない。レクサスブースで実車を公開した後、3月下旬には100台限定で抽選販売されることが決定している。
価格は1180万円。めでたく購入へ至った人には、日本各地の充電器付きの宿泊施設を起点とした独自の旅行プログラム「LEXUS ELECTRIFIED JOURNEY」への招待や、全国のレクサス店における充電料金を無償とするサービスも提供されるというから、レクサスの優雅さも十分に味わえる。
まずはその迫力を、オートサロン会場でビンビンと感じるべし!
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