■国内のホンダ車初のGoogle搭載。これにも注目だ!
運転席に乗り込むと、水平基調のインパネデザインが目に飛び込んでくる。シビックと共通するデザインだが、厳選された素材が採用されているので、シビックよりクラスアップした高級感ある仕立てになっている。このあたりも、(1モデルしかラインナップされていないけど)ホンダのフラッグシップセダンの風格といったところだ。
さらに、国産車・輸入車問わず、高級セダン系には欠かせないアイテムとなったアンビエントライトも標準装備。インパネラインやドアラインに、7色からお好みの色を灯す演出もできる。ムーディ&ゴージャスさが増すことウケアイだ。
そして、国内のホンダ車で初めてGoogleを搭載したこともトピック。大ぶりな12.3インチディスプレーなどを通じてコネクト機能が充実。加えて、Googleマップをメーターパネルに表示できることもでき、先進性と楽しい室内空間が約束されているわけです!
■高出力モーター採用の新開発「スポーツe:HEV」を味わえる!!
……と、新型アコードの魅力を述べてきたが、2024年2月中旬時点、ホンダから価格やボディサイズを含めた細かいスペックは公表されていない。なので、下に北米仕様モデルの主要スペックを紹介しているが、パワートレーンの概要についてはホンダから公表されている。
新開発の「スポーツe:HEV」を搭載!! ……と、高らかに宣言しているじゃないですか。2.0Lの直噴アトキンソンサイクルエンジンと高出力モーターを採用した「新開発2モーター内蔵 電気式CVT」搭載。キモはここにあり!
最大トルクを大きく向上させ、パワフルな駆動力が味わえる。そのうえで、優れた静粛性を実現し、e:HEVの上質で爽快な走りに磨きをかけている……と、走りのアピールポイントは枚挙にいとまがない。新開発「スポーツe:HEV」、こいつにはもう期待しかないですね!
■進化版「Honda SENSING 360+」搭載アコードは中国が先ってマジか!
最後に、最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」を日本向けモデルに初搭載したのも、新型アコードの注目部分。
凄いじゃないか~。だが、しかし。それの進化版「Honda SENSING 360+(プラス)」(ハンズオフ機能など追加)が搭載された新型アコードはすでにあり、中国で2024年に先行販売されるんです。
それと同じ新型アコードは日本では1年遅れの2025年に販売……。どーしてなの? ホンダさん! と一瞬泣きたくなったが、それでも、泣けるほど美しいスタイルのセダンの日本発売を祝おうじゃないか。ようこそ、日本へ!
【ホンダ新型アコードEX-L(北米仕様)】主要スペック
全長×全幅×全高:4971×1862×1450mm
ホイールベース:2830mm
車重:1573kg
パワートレーン:e:HEV
エンジン:直4DOHC 1993cc
最高出力:148ps/6100rpm
最大トルク:18.8kgm/4500rpm
モーター最高出力:184ps/5000~8000rpm
モーター最大トルク:34.1kgm/0~2000rpm
トランスミッション:CVT
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