パジェロ譲りの四駆性能!! 新型トライトンはランクル超えの乗り心地!? 型破りの走りを実現できたワケ

■悩ましいグレード選び……4駆のプロはどっち買う!?

樹脂性オーバーフェンダーを装備するGSR
樹脂性オーバーフェンダーを装備するGSR

 走破性もトレッドも同じ。強いて言えばGSRの樹脂性オーバーフェンダーが極悪路でのボディダメージを減らしてくれるかも。GSRは荷台上のスタイリングバーのデザインがいい。トライトンのリアビューのよさを爆上げしてくれている。

 ただ、僕ならキャンプ道具や薪を雨風から守るためにキャノピーを装着するのでスタイリングバーの有無は関係なし。GLSでいい。ブラックアウトされたグリルも好みだし。ラリーでもワークスカーはナローモデルだったしね!

■もはやパジェロ!! 乗り心地も型破り

リアサスが板バネとは思えないほどの操安性の高さ!
リアサスが板バネとは思えないほどの操安性の高さ!

 荷台の最大積載量は500kg。重い荷物に対応させるためリアサスは板バネになっているが、苦労して煮詰めたというだけあって乗り味は4輪コイルスプリングの車のよう! オフ試乗で後席に乗っていたWeb版編集長の塩川さんからは「愛車ナナマルより乗り心地が……」とのつぶやきが。

 元々板バネにはサスペンションアームがなく、バネそのものがタイヤの位置決めを行っており、ストロークや横Gによってそれが変化してしまうことから大雑把な操作感になりがちなのだが、オン・オフともに操安性が素晴らしかった。

●新型三菱 トライトンのポイント
・低回転から分厚いトルクを発生する、新開発2.4Lディーゼルターボが強烈
・パジェロから受け継いだ、スーパーセレクト4WD-IIによる圧倒的な走破性
・ピックアップらしからぬ乗り心地のよさ

●新型三菱 トライトン 主要諸元
・全長5360×全幅1930×全高1815mm
・ホイールベース:3130mm
・車両重量:2140kg
・エンジン:直4DOHC、2.4Lディーゼルターボ
・出力:204ps/47.9kgm
・トランスミッション:6AT(GSR)

【画像ギャラリー】往年のパジェロを凌ぐ本格派!! 四駆の三菱を体現する新型トライトン(24枚)画像ギャラリー

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