■ディスプレイオーディオにGoogle搭載。ADAS系も進化
お次はインテリア。大きな変更はないが、e:HEVはグレード複数化に伴ってシートカラーが変わった。e:HEV EXはブラックに加えてグレースエードも選択可、e:HEV LXはコンビネーショングレー1色となる。
車内での注目点は、むしろ目に見えない部分だろう。まずはインフォテインメント。ディスプレイオーディオにGoogleが統合され、音声による電話やメール、エアコン温度などの設定が可能になった。
ADAS(先進運転支援システム)についても機能が進化している。
衝突軽減ブレーキは、右折時に直進してくる車両として、バイクや自転車も認識できるようなったし、ACCは登降坂時の加減速制御を改善し、よりスムーズなドライブが可能になった。
ACCはさらに先行車との車間距離が縮まった際のブレーキ制御がきめ細かくなり、一瞬のヒヤッとする感覚が軽減された。先行車が減速>再発進した際のレスポンスも高まり、出遅れ感も抑えられたという。誤発進防止系で、前方に障害物がなくても急アクセルを抑制する機能が付いた点もトピックだ。
というわけで、シビックはRSだけじゃなく、モデル全体の魅力が一層高まったといえる。9月中には発表、発売となる予定なので、価格の発表なども楽しみに待ちたい。
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