シビックがマイナーチェンジで新しくなった。これに伴いモデューロの純正アクセサリーもパワーアップしたぞ。なかでも注目はテールゲートスポイラー。タイプRだけで体感できた実効空力が、RSやe:HEVでも味わえるようになったのだ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫
■ノーマルシビックにも実効空力を!
シビックが新しくなったら、ホンダアクセスがリリースする純正アクセサリー「モデューロ」もチェックしないわけにはいかない。モデューロのパーツ群は車両の開発と並行して生み出されるので、信頼性や発売タイミングという点でも評価できる。
そんな純正純正アクセサリーだが、今回の目玉はなんといってもノーマルシビック向けのテールゲートスポイラー「ウイングタイプ」だろう。今年のオートサロンに参考出品されて大人気となったパーツだが、さらに開発を進めて「実効空力」をブラッシュアップ、満を持しての発売となった。
このスポイラー、いうまでもなくe:HEVモデルにもRSモデルにも装着できる。さらにうれしいのは、取り付け部分が既存のテールゲートスポイラーと共通なので、旧型オーナーもウイング部分だけを交換することができるのだ。
タイプRの実効空力スポイラーはカーボン製だったが、ノーマルシビック向けは手に入れやすさを重視してABS樹脂製。
翼面や翼端板の形状は取り付け位置やノーマルシビックの形状、特にタイプRより狭いボディ側面の気流を考慮して最適化されている。ウイング下面をのぞき込めば、実効空力を生むシェブロン(鋸歯)が、ステーの外側の翼端板付近まで刻まれているのが確認できるはずだ。
ちなみにテールゲートスポイラーには、もうひとつ、ダックテールタイプも用意されている。「リアビューをあまり派手にしたくない」と考えるユーザーにはこちらがオススメ。もちろん空力効果もしっかり掲載されているぞ。
■標準じゃなくなったフォグライトもあり!
もうひとつオススメしたいのが、フロントバンパー回りのパーツ。新型シビックはフロントバンパーの開口部が拡大したため、両脇にあったフォグランプスペースが、タイヤハウスへのダクトとなった。そこを埋めるためのパーツだ。
ひとつはフロントバンパーガーニッシュ。両脇のダクト部分に装着してタイヤハウスへの気流を整える効果を持つ。
もうひとつはLEDフォグライト。フロントバンパーガーニッシュと同じ部分に取り付けるため、同時装着はできないが、標準状態ではなくなってしまったフォグライトを追加できる。ベース部分はブラックの樹脂製、灯火体はクリアに加えてイエローも選べる。
これらの純正アクセサリーの価格については、9月のシビック発売と合わせて明らかになる予定。シビック購入を考えるならぜひ検討したい!
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