カッコいいスタイルが大人気のトヨタ プリウス。その最上位モデルはプラグイン・ハイブリッド(PHEV)だが、460万円という価格がハードルだった。そこへビッグニュース! プラグイン・ハイブリッドに手頃な「G」が追加されたのだ。お値段なんと、390万円!!!!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車
【画像ギャラリー】長距離のEV走行も可能! 上級ファブリックのPHEV「G」のシートをよく見てよ!(6枚)画像ギャラリー■ボディカラーはZの6色に対し4色に
あっという間に納車が進み、いまや町の風景のようになりつつある新型プリウス。素のハイブリッドモデルでも十分燃費はいいが、外部給電などを考えると上位のプラグイン・ハイブリッドが欲しくなる。
しかしここで立ちはだかるのが価格。PHEVは豪華な「Z」グレードしかなく、お値段が460万円と非常に高価だったのだ。
そんなPHEV欲しい派に待ちに待ったニュースが届いた。2024年9月20日、PHEVにもお手頃な「G」グレードが追加されたのだ。その値段に目まいがする。なんと390万円なり!!!!
「安いぶんショボイんじゃないの?」と疑われる前に、Zとなにが違うのかざっとまとめてみよう。
基本的に内容はハイブリッドの「G」と同等なのだが、まずはボディカラー。Zが6色だったのに対し、Gは4色。具体的には「エモーショナルレッドII」と「ダークブルー」がなくなっている。
エクステリアではフロントのバンパーロアグリルおよびリアバンパーロア、センターピラーガーニッシュのブラック加飾が異なる。Zは艶ありブラックだが、Gは艶のないブラックだ。
さらにフロントロアバンパーの両脇に延びるヒゲのような部分。ZはここにLEDのアクセサリーランプが付くが、Gは付かない。いっぽうタイヤサイズやホイールデザインは同一だ。
【画像ギャラリー】長距離のEV走行も可能! 上級ファブリックのPHEV「G」のシートをよく見てよ!(6枚)画像ギャラリー■390万円なら許せる装備内容!
インテリアはどうか。Zはシート表皮の一部が合成皮革だったが、Gは上級ファブリックとなるうえ前席シートベンチレーションが付かない。ステアリングヒーターもGには非装着だ。
大きい違いはディスプレイオーディオで、Zは12.3インチと大型だが、Gは8インチと小ぶりなモニターが付く。Zには付くスマホのワイヤレス充電もGには付かない。
運転支援系では、駐車をラクチンにするトヨタチームメイトの「アドバンスト パーク」機能が削られた。万一の際に積極的にステアリング操作などを行う「緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト」もGにはなしとなる。
この他、オプション装備のブラインドスポットモニター系やソーラー充電、パノラマルーフなどがGでは選べないといった点があげられるが、総じていえばGの装備は「それでも十分」といえる内容ではなかろうか。なおPHEVモデルには4WDがなくFFのみとなる点はこれまで通りだ。
PHEVのGグレードは、かなりの人気モデルとなりそう。プリウスで悩んでいる人は、ぜひとも候補に加えたほうがいいだろう!
【画像ギャラリー】長距離のEV走行も可能! 上級ファブリックのPHEV「G」のシートをよく見てよ!(6枚)画像ギャラリー
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