■スズキ SX4
●カジュアルな都会派SUVがなぜこうなる
肩の力が抜けたカジュアルな都会派SUVだったSX4なのに、現行モデルはデザインがハチャメチャだ。新型はプロポーションが狂ったなと思っていたら、マイナーチェンジでBMWの出来損ないフェイスまで付けられて、自分が見えなくなってしまいました。私はダレ?
■三菱 ekクロス
●カスタム→クロスという名前の変更以上の「奇跡」が起きた
ekクロスはスゲエ。ダイナミックシールドの顔があまりにも個性的すぎて親の顔なんか思い浮かぶわけがない! これは忽然と誕生した奇跡の子だ! イエス・キリストみたいなものです。聖母マリアもひざまずくしかございません。ありがたや~。
■三菱 RVR
●お家の事情で数奇な運命をたどるモデル
RVRは数奇な運命のクルマでちゅ。初代と2代目はスライドドアを持つRVで、ブームの退潮によりいったん消滅。そして、2010年にギャランフォルティスのSUV版として再登場。そりゃまるで違うクルマになるわな。しかもマイナーチェンジでダイナミックシールド顔にぃぃ!
■ボルボ V40
●平凡なワゴンがイケてるハッチバックに!
先代V40を覚えている人はあんまりいないでしょうが、実に平凡なステーションワゴンでした。後継モデルは車名がV50になり、V40はみなさんに忘れ去られました。が、8年後に復活した新型V40は、なんということでしょう、イケてるハッチバックになっていたのです。
■ベンツ Aクラス
●歴史と伝統を捨て(?)スポーティに激変
歴史と伝統を重んじるドイツの自動車業界。なかでもメルセデス・ベンツはその筆頭格だ。そのメルセデスが、それまで2代にわたって築いたコンセプトを完全に捨て、トールワゴン(?)からスポーティハッチ(3代目~)に大変身させたのですから、ビックリしたなぁ。
■プジョー 308
●デザイン再構築の途上ゆえ、この変わりよう
初代プジョー308は、307を深化させた化け猫フェイスで、顔がエグすぎて日本では敬遠されました。ところが現行2代目308は地味でコンサバで、化け猫だった先代とは似ても似つかず! プジョーはデザイン全体がいったん崩壊し、現在再構築の途上にあるのです。
■ジャガー XJ
●英国貴族デザインは変えようがない……と思っていたところに!
ジャガーといえば英国貴族。デザインも英国貴族。もう変えようがないし、どうにもならないと思っておりました。ところが現行XJはすべてを捨てて、まったく新しい芸術的な英国貴族像を創り上げたのです。先代とはまるで似てないけど、高貴さはさらに増しております。
* * *
ということで「先代モデルとかなり違うじゃん」というクルマを紹介してきた。そりゃ年数が経てば次期モデルは進化して変わるよ、という意見もあるだろうが、コンセプトを含めて姿がガラリと変わるクルマの多いこと。そこには、成功もあれば失敗もあるが……。
●【画像ギャラリー】「お前いったい何があったんだい…」と聞きたくなるような変わりようをギャラリーでチェック!
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