最近のスズキから展開されるクルマは、非常にデザイン性が高い傾向にある。インドで絶大な支持を受けているディザイアも、かっこよくなって生まれ変わったではないか。スズキのデザイナーさん、優秀すぎじゃないか!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:Maruti Suzuki
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マルチ・スズキ・インディアを支えているモデルの1台であるディザイアは、インド国内で販売されているコンパクトセダン。2008年にスイフトのセダン版として登場して以降(初代はスイフトディザイアの名称で販売)、累計270万台以上の販売を記録した売れ筋モデルとなっている。
そんなディザイアの新型モデルが7年半ぶりにフルモデルチェンジ。なんと車両の隅々までプレミアム感満載の1台に生まれ変わっているではないか。
特に注目したいのはデザイン。歴代モデル同様にセダンらしいフォーマルさは維持しつつも、幅広なフロントマスクを採用することで、ラグジュアリー欧州車のような見た目に大変身。またセグメント初の LED クリスタル ビジョン ヘッドランプを導入することで安全を保障しつつ、幅広いグラフィック表現が先進性を際立たせている。
リヤには新しい バランスの良い3D Trinity リア ランプ シグネチャーを備えており、どの角度から見てもダイナミックな印象に。この結果「古くささ」や「おじさんらしさ」といったセダンのネガティブな要素が払拭され、若者からも支持を得やすいモデルとして開発がなされたという。
サイズは全長3,995mm×全幅1,735mm×全高1,525mmで、取り回しのしやすさは健在。トランスミッションは5速MTと5AGSを用意する。
ボディカラーは先代モデルから設定されていたアークティック ホワイト、スプレンディッド シルバー、ブルーイッシュ ブラック、マグマ グレーの3色に加え、アリューリング ブルー、ギャラント レッド、ナツメグ ブラウンを追加。全7色から選択が可能になった。
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プレミアムさを感じられるのはインテリアも同様だ。黒とベージュのカラー トーンにリッチなシルバーのアクセントをあしらった2 トーンダッシュボードは、魅力的かつモダン的。木製仕上げの中央ガーニッシュはラグジュアリー感を演出し、安らかな気分になれそうだ。シートは贅沢で張りのある仕様となっており、ドライバーの気持ちを高ぶらせてくれるのも嬉しいポイントとなっている。
エンジンは現行スイフトから搭載されている、1.2LのZ12Eエンジンを採用。そのほかモデル初となる電動サンルーフや、360 HD ビュー カメラを備わっているなど、装備類の充実差も見逃せない。
日本市場に導入されたフロンクスを同様だが、最近のスズキのクルマはデザインセンスが抜群。ディザイアの日本市場導入は望み薄だが、仮に展開されることがあれば、大いに注目を浴びることなるのではないだろうか。
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コメント
コメントの使い方最近の車は、サイズは大きいのに小さく見えてしまう残念なデザインが多い。昔は、5ナンバーなのにデカく見える車種が多かった。そこにフロンクス・・・サイズ的には小さいのに、少し離れると大きく見える。こういう車が増えるといいのにね。スズキに期待。