日産自動車の内田社長が退任を公式に発表した。後任にはイヴァン・エスピノーサ氏が就任する。また役員からは星野朝子氏などの退任も発表された。
文:ベストカーWeb編集部/写真:NISSAN
【画像ギャラリー】エスピノーサ体制発足へ!! 北米と中国市場の今後言及!!(25枚)画像ギャラリー新型フェアレディZなど日産らしさを追求したが……
日産の内田誠社長が退任を発表した。もちろんここでの退任は内田社長も決算発表からタイミングを示唆していたわけで、タイミングとしては妥当だろう。小難しい話は経済メディアに譲るが、ひとつ残念だったのが自動車メディアとして内田社長のクルマ好きが社長時代に前面に出なかったことだ。
2022年の東京オートサロンでフェアレディZが登場した際には近藤真彦さんと一緒にステージに上がり、自身が乗っていたZ32のフェアレディZが写った写真にはみかみながらコメントをしていたのが記憶に新しい。
まさかあの当時にこのような事態に日産が陥るとは想像だにしなかったが、それでも内田社長のクルマ好きとしての魅力を世間に伝えられなかったのは専門メディアとしてもとても残念に思う。
エスピノーサ氏についても「自他ともに認めるカーガイです」と紹介した。2019年に社長に就任して以来「日産はこんなもんじゃない」と言い続けてきた内田社長だが、今でもこの思いは変わっていないという。
【画像ギャラリー】エスピノーサ体制発足へ!! 北米と中国市場の今後言及!!(25枚)画像ギャラリー「日産はこんなもんじゃない」
いっぽうで新社長になるエスピノーサ氏はまだ40代と若い。
また「日産はこんなもんじゃないと本気で思っている」とコメントしており、その意気込みはかなりのもの。日産には技術はある。しかしソフト面での課題も多くあるのも事実で、かなり厳しい船出になるのは確かだ。国内を担当していた星野朝子氏の退任についてもその意思表示だろう。
エスピノーサ氏はメキシコの大学を出てメキシコ日産、タイ日産、日産自動車常務執行役員などを歩んできたが、商品企画畑を歩いてきた人物。
もちろん商品企画担当の責任も問われる現状で今後がどうなるのかという声もあるが、人間像としても「とってもいい人」という声が日産関係者から聞こえてくる。
今後のエスピノーサ体制には日産に足りなかった部分をしっかり補完するミッションが出てくると思われるが、国内、グローバル問わずにしっかりとした舵取りが求められる。
特に北米、中国マーケットについてはメディアからも質問が出るなど大きく気になるところだが、会見では北米のラインナップの改善、中国のN7についても触れ具体的モデルが話題に出るなど意欲を感じた。
「日産はこんなもんじゃない」。それは応援する消費者だって同じだ。あの頃の日産はどこにいった?? エスピノーサ体制に期待をしたい。
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コメント
コメントの使い方三洋化成は量産化の目処が立たないから損失を出して出資分を償却しただけの報道もある。トリプルワンを持ってきたのは投資ファンド。その投資ファンドが華為の顧問。そしてそのファンドと堀江さんが国家安全保障の危機と騒ぎ立てたらしいが、技術は現時点で量産化できるような状況ではないらしい
APBやフナイの二の舞可能性出てきた
APBについての簡単なまとめあったのでコピペ↓
日産立役者の一人堀江氏が会社を作る。色々な企業や行政が参加
筆頭株主の三洋化成が裏切り
トリプルワンという怪しい企業が近づく
三洋化成の株を全部買い取ったトリプルワン
信用したらファーウェイの役員や技術者が「工場見せろ」と来社してきた
トリプルワン(ファーウェイ)は筆頭株主だから会社を乗っ取られ、技術流出の恐れ
APBは、基本コンセプト先行で量産化技術が日産LEAFで実現したレベルにも至っていなかったNewsPicks報道もありました。ちなみにNHKプロジェクトxで取り上げられたEV量産化番組には堀江さんは出演していないと思います。三洋化成は量産化の目処が立たないから、損失を出して投資額の多くを償却した。トリプルワンは投資ファンドから紹介された堀江氏自身が持ち込んだ案件。そのファンドの代表者が華為の顧問。