【RAV4とCX-5ならどっち ほか】王者トヨタとそれ以外 人気SUV&ミニバン ガチ4対決

【ボックスタイプミニバン対決!】 トヨタ ノア/ヴォクシーVS日産 セレナ

●トヨタ ノア(255万6400~306万4600円)

トヨタの5ナンバーボックスタイプミニバン(一部除く)で、兄弟車にヴォクシー、少し上級のエスクァイアを持つ

VS

●日産 セレナ(257万6200~372万5700円)

e-POWERモデルも新たに追加された日産の主力ボックスタイプミニバン

●国沢光宏審査員の評価

 こらもうノア/ヴォクシーでしょうね。エスクァイアやセレナのフロントデザインはどう考えたってやりすぎでしょう!

 ここまでやると滑稽です。ヤンキーの皆さんも「オレたちをバカにしてるんだな」と思うらしく、案外厳しい評価だったりする。

 かといってノアのデザインだと少しばかり寂しい。華がないです。ヴォクシーくらいの雰囲気が一番ユーザー層に近いんだと思う。販売台数を見てもそのとおり! ステップワゴンも地味だ。

●渡辺陽一郎審査員の評価

 ヴォクシー系3姉妹車は、現行型でプラットフォームを刷新した。従来型と共通のセレナに比べて床が70mmほど低い。従ってサイドステップ(小さな階段)を装着する必要もなく、子供や高齢者も乗り降りしやすい。

 また床が低ければ重心も下がり、走行安定性にもいい効果を与えた。セレナは3列目の座り心地がよく、運転支援機能のプロパイロットも用意するが、走りを含めた基本性能はヴォクシー系3姉妹車が勝る。

●片岡英明審査員の評価

 キャビンの広さとラゲッジルームの使い勝手は大差ないレベル。だが、セレナのガソリン車は2列目のシートを横スライドさせ、ベンチシートにもキャプテンシートにもなるのが魅力だ。ユーザーフレンドリーで、配慮が行き届いているのはセレナ。

 燃費では本格派のハイブリッド車を設定するノア3兄弟に軍配が上がる。だが、e-POWERはパンチがあり、プロパイロットに代表される先進安全装備も満足できるレベル。

●採点&結果

・ノア/ヴォクシー…国沢 75点+渡辺 89点+片岡 75点=計239点
・セレナ…国沢 65点+渡辺 85点+片岡 85点=計235点
よってノア/ヴォクシーの勝ち!


【場外対決!】先進安全装備対決

(TEXT:永田恵一)

 トヨタの最新版はJNCAPのテストを見ても夜間の歩行者はもちろん、昼間の自転車にも対応する。対抗できる候補はスバル、マツダ、日産の新しいタイプとなるが、スバルとマツダは夜間の歩行者対応がトヨタに劣る。

 日産はトヨタと夜間の歩行者対応も同等で、プロパイロット2.0ならトヨタを凌駕する可能性もあるが、如何せん価格が高い。総合するとトヨタが若干リードか。

【画像ギャラリー】RAV4 CX-5 シエンタ フリード…いずれ劣らぬ好モデルたちをギャラリーでチェック!!!

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