第4の刺客「三菱eKスペース&日産ルークス」は牙城を崩せるのか?
2019年3月にモデルチェンジした日産デイズ/三菱eKワゴン。軽自動車初のプロパイロット(※三菱はMIパイロット)搭載で、昨年大いに話題となったクルマだ。
走りの質感も高く、筆者も試乗させていただいたが、まるで1.0リッタークラスのコンパクトカーに乗っているかのような乗り心地と音振性能であった。
今年モデルチェンジされると予想されている、この「デイズ/eKワゴン」の軽スーパーハイトワゴン版「ルークス/eKスペース」にも、相当に期待できるものの、おそらく、N-BOXの牙城を崩すことはできないであろう。
むしろ、2月に登場する新型フィット、そして同じく2月に登場のトヨタヤリスの販売台数と反比例して、N-BOXは激減すると筆者は予想している。
おそらく、ホンダもそんなことは予測し、危機感すら覚えているだろう。東京モーターショー2019で、ホンダは、新型フィットのバリエーションを5グレードも登場させた。話題を取ろうと躍起になっているようにも見える。
「ドル箱」N-BOXは、ホンダを大いに潤してくれているであろう。N-BOXで得た利益がどう生かされてくるのか、今後のホンダ戦略からは目が離せない。
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