グランツーリスモ7に“あのXiaomi EV”が登場! 加速1.98秒の超絶スペックに仰天

グランツーリスモ7に“あのXiaomi EV”が登場! 加速1.98秒の超絶スペックに仰天

 注目のスマートEV「Xiaomi SU7 Ultra」が、リアル系レースゲームの金字塔『グランツーリスモ7』に初登場!異次元の加速性能とテクノロジーを詰め込んだ中国発のフラッグシップEVが、ゲームの世界を通してついに日本のクルマファンの前に姿を現します。これは見逃せない進化の瞬間です!

文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes

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Xiaomi SU7 Ultraが『グランツーリスモ7』に登場! その背景と魅力に迫る

 PlayStation(R)で大人気のリアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモ7(以下GT7)』に、新たな刺客が登場しました。その名は「Xiaomi SU7 Ultra」。このモデルは、中国のテック大手シャオミ(Xiaomi)が開発したフラッグシップEVであり、同シリーズ初となるXiaomi製車両の参戦となります。

 今回の参戦は、2025年6月7日に開催された「グランツーリスモ ワールドシリーズ2025」の開幕戦イベントで発表され、世界中のクルマ好きとゲーマーの注目を集めました。

 SU7 Ultraの魅力はなんといっても、1548馬力という圧倒的出力と、0-100km/h加速1.98秒、最高速350km/h超というスーパーカー顔負けのパフォーマンス。しかもこれは、4ドアEVの姿をまとった“日常も走れる化け物”です。

4ドアEVの姿をまとった、まさに“日常も走れる化け物”
4ドアEVの姿をまとった、まさに“日常も走れる化け物”

 GT7では、そのラグジュアリーかつ攻撃的なデザイン、そして驚異の動力性能が、ポリフォニーデジタルによって忠実に再現されています。

現実とバーチャルの融合:開発者同士の深い共鳴

 本コラボレーションのきっかけは、2025年5月に北京で実現した両社トップの対談。GTシリーズの生みの親・山内一典氏が、Xiaomi創業者である雷軍(レイ・ジュン)氏と意見を交わし、SU7 UltraのテストドライブやEV工場の視察を通じて「志の共鳴」が生まれました。

 山内氏は「Xiaomiの勇気、好奇心、情熱、そして妥協なき開発姿勢はGTシリーズの精神と深く通じる」と語り、技術的なシンクロだけでなく、未来のモビリティへの共通ビジョンを強調。まさに、現実のエンジニアリングと仮想空間のレーシング哲学の融合とも言える瞬間でした。

Xiaomi SU7 Ultraはなぜ注目されるのか?

 中国EV業界は近年、目覚ましい進化を遂げていますが、その中でもXiaomiは異色の存在です。元々スマートフォンやIoTで世界市場を席巻したXiaomiは、2024年に初のEV「Xiaomi SU7」を投入。そして本モデル「SU7 Ultra」は、最上位に位置づけられ、Xiaomi独自開発の3モーター「HyperEngine V8」を搭載しています。

  • 最高回転数2万7200rpm
  • 最大出力578PS×3モーター構成
  • カーボンファイバー製パーツ21点採用(5.5平方メートル)
  • アダプティブダンピング/トルクベクタリング搭載

 これらのハイテク要素は、ただのEVを超えた“走るスマートデバイス”とも呼ぶにふさわしい完成度。開発にはドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのテスト走行も取り入れられ、単なるパワーだけでなく、車両バランスや安全性にも妥協はありません。

 ゲーム内でも、その走行フィールや車体挙動がGT7ならではのリアル志向で再現されており、コアなレースファンにこそ体感してほしい1台です。

次ページは : なぜ今、日本のクルマファンにXiaomi EVが刺さるのか

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