白系のボディカラーが人気
新型フィットのボディカラーはモノトーンが10、ツートーンが10、アクセントツートーン5の合計25色のワイドバリエーションを誇る。
人気カラーはモノトーンのプレミアムサンライトホワイトパール、プラチナホワイトパール、ルナシルバーメタリック、クルスタルブラックパールでこれらを合わせると70%を占める。ツートーンは20%程度、アクセントツートーンは5%以下と少ない。

ヤリスとの熾烈なデッドヒートは1年後!?
新型フィットは今のところ、歴代フィットからの代替えが最も多い。量販戦略モデルは世代交代すると、まず歴代モデルからの代替えが多く発生する傾向がある。これは新型フィットも同様である。
N-BOXからの代替えは多くはないがそれでも相当数存在する。N-BOXが新型になった時も逆にフィットからの代替えも目立っていた。

だからといって両モデルが競合するライバル車であるかというと必ずしもそうではない。ユーザーの好み、家族構成の変化などでの鞍替えといえる。
ライバルのトヨタヤリスとは当然競合し、取ったり取られたりの状況が続いている。しかしながらこちらも現段階では少数派にとどまっている。
新型車が発売になると、まず発生するのは自社銘柄からの代替えである。量販戦略モデルになるとその率は余計に高くなる。

営業マンは新型車が発売になる先行予約の段階で、まず自分のお客さんに先にモデルチェンジ情報を流し、代替えを勧める作業を開始するので、当然のことながら自銘柄の下取り車が多く発生することになる。
こうした傾向は最低でも1年は続く。ライバル車との競合が激化するのはそれ以降である。
ヤリスの場合、4月いっぱいはネッツ店の専売で、5月から全国規模でトヨタ全系列店の専売になる。その時点でトヨタ系列店同士の戦いが激化する。
従って新型フィットvs.ヤリスが頻繁に競合するようになるのは1年以上先になる見通しである。

メーカー資本のホンダカーズが狙い目
新型フィットの賢い購入法は扱うホンダカーズ店を可能な限り多く回り、同一車競合を軸にヤリス、ノート、マツダ2、スイフトなどのライバル車との対抗も組み合わせて好条件を引き出すようにすることだ。
ホンダカーズ店はメーカー資本の大型店と小規模な地場資本店のふた通りがある。メーカー資本店は販売台数重視の戦略を取っている店舗が多いので大幅値引きをゲットしやすいい状況にある。
ただ現時点では多数のバックオーダーを抱えて強気の商売をしているところが多い。車両本体からの値引きゼロを基本にしている。

ところがなかには試乗車、展示車用、あるいはすぐに売れることを見込んで先行発注しているぶんが在庫になったりしているケースもある。
このようなケースにうまいタイミングで巡り合ったりすれば、1カ月以内の納車で、しかも10万円以上の大幅値引きをゲットしたりすることも可能になるから、これを試す手もある。
要するにホンダカーズ店でもメーカー資本店を中心に多くの店舗を回ることがポイントになる。


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