ついに日本初上陸！　カワサキ「Ninja ZX-25RR」と新色SE登場

　カワサキの249cc並列4気筒スーパースポーツ「Ninja ZX-25R SE」がカラー＆グラフィックを刷新。そして待望の日本初導入モデル「Ninja ZX-25RR」が2025年10月1日に発売されます。サーキットでも街乗りでも光る走行性能と、最新のライダーサポート機能が魅力です。

文：ベストカーWeb編集部／画像：PRTimes

日本初導入の「RR」、新装いの「SE」―10月1日同時発売

　カワサキは2025年10月1日（水）、249cc並列4気筒エンジンを搭載した「Ninja ZX-25R SE」をマイナーチェンジし、新たなカラー＆グラフィックで発売します。同時に、日本市場では初となる「Ninja ZX-25RR」を投入。ZX-25Rファンにとって待望のニュースです。

迫力の4気筒サウンドと進化した性能

　ZX-25R SEは、最高出力34kW（46PS）／1万6000rpm、ラムエア加圧時は35kW（48PS）を発揮。従来より出力・トルク特性が見直され、燃費も向上しています。KTRC（カワサキトラクションコントロール）やKQS（カワサキクイックシフター）、4.3インチTFTカラー液晶など、スーパースポーツらしい装備は健在。

　さらに、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」による音声コマンド・ナビ機能（新車購入時1年間無償）に対応。街乗りからツーリング、サーキット走行まで幅広く楽しめる1台です。

新色「メタリックマットグラファイトグレー×メタリックスパークブラック」

　新たに採用されたカラーは、精悍で都会的な雰囲気を漂わせるグレーとブラックの組み合わせ。従来のスポーティな印象を保ちながらも、落ち着いた大人のライダーにも似合う仕上がりです。

メーカー希望小売価格は101万4200円（税込）。ABSは標準装備となります。

「RR」だけの専用装備

　今回日本初導入となるZX-25RRは、RRロゴ入りグラフィックと専用カラー「ライムグリーン」が目を引くモデル。最大の特徴は、ショーワ製BFRC-liteリヤショックアブソーバーを標準装備していること。サーキットやワインディングでの旋回性能や接地感が向上し、より本格的なスポーツライディングを可能にします。

　一方で、SEモデルに搭載されるUSB電源ソケットやスモークウインドシールド、フレームスライダーは非装備。より純粋なスポーツ走行を志向した仕様といえます。価格は105万2700円（税込）です。

　ZX-25Rシリーズは「250ccクラスで唯一の並列4気筒」という希少性だけでなく、そのエキゾーストサウンドと高回転の伸びがライダーの心を掴みます。今回のRR導入は、サーキット走行を本格的に楽しみたいユーザーへの強いアピールになるでしょう。また、カラー刷新されたSEは、街乗り派やツーリング派にとっても魅力的な選択肢です。

まとめ

　RRは本格派、SEは万能派。どちらも250ccクラスで得られる体験を超える1台です。