参戦の成果と来年への野望
今回の目標は「10周完走」。結果は平均ラップタイム2分45秒で見事に完走を果たした。とはいえ、中高生チームのトップ勢はその半分以下のタイムで完走。積み重ねてきたデータの重要性や、高度なマシンづくりに日産チームも驚かされたという。
大会後、日産チームは「次回は専門部署とも連携し、ノウハウを活かして学生たちの手本になるようなマシンを作りたい。“あんな大人になりたい”と思ってもらえるように頑張りたい」と口を揃えた。
ちなみに、会場で行われた技術交流会では、中高生や先生方から質問が殺到。特注モーターの予算を聞いた学生からは「大人の資金力すごい!」と驚きの声も上がるなど、初参加ながら競技を盛り上げる存在となっていた。
確かに会社としては厳しい話題も少なくないが、こうした挑戦を通じてクルマをもっと好きになり、社員のモチベーションを高めることは、日産の未来にとっても極めて大切なこと。来年こそ“本気の大人げなさ”を期待したい!


コメント
コメントの使い方資本を掛けて特注モーターにプレス機等使った骨組みと、本気度がすごいことが
学生たちの興味を誘って、良い結果に繋がったと思います。
とはいえ、それは学生たちの倍以上のラップタイムが掛かるくらい遅かったからこそ。
これがトップと競るようになり、負ける学生チームが多くなると問題頻出してきますよ。