じつは「金」がEV促進の障壁!!
また、コストへの不安はEVに対する結果にまで影響していることが今回の調査で判明した。というのも、「EV(電気自動車)や自動運転車についてどう思いますか?」という設問に対しては、65.7%が「興味はあるがコストが不安」と回答。
こうした結果から、EV普及の最大の障壁は、クルマとしての魅力や利便性云々の前にコストに対する不安・懸念である可能性がグッと高まってきた。
「欲しい理由」と「払える現実」 二極化する20代の本音
今回の調査は、総じて若年層は、所有に夢を持ちながらも経済的な目線で冷静に判断していることがよくわかる結果が出た。調査を実施した関東工業自動車大学校も「「所有への憧れ」と「必要な時だけで十分」という二極化が進んでいる」と見ている。
そのうえで、「今後は、若年層が納得できるコスト提示や体験機会の提供が、自動車業界の成長の鍵となる」といった予測を最終的に導き出している。
若者のクルマに対する関心・所有への意欲は、どの立場から見るかといった視点やどういった深度で尋ねるかで、かなりグラデーションがある。しかし、総じていえば、欲しい気持ちはあるものの、足りないのは納得の数字といったところに落ち着くのではないだろうか。


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