カローラ、アコード、シルビア…超個性的なステアリングの国産車9連発!!


富士山型ステアリング(2本スポーク)

採用車:日産シルビア(4代目)/ガゼール(2代目)
販売期間:1983~1988年

シルビア史上初のリトラクタブルヘッドランプを採用した4代目。トップモデルにはスカイラインと同じFJ20が搭載された

 富士山型(←勝手に命名)を採用したのは1983年にデビューした4代目日産シルビア/2代目ガゼールだけというレアタイプ。

 基本は円の中心からオフセットされたストレートスポーク(2本)なのだが、ステアリング取り付け部分のボスのところがなだらかな峰の形状をしている。

 操作性はさておいて、スポーツスペシャルティのシルビア/ガゼールでは日産はユーザーにアピールするためにあの手この手を駆使していたのがよくわかる。

基本は円の中心からオフセットされたストレートスポークなのだが、その上に稜線のような形状でボスにつながる不思議なデザインを採用

センター固定式ステアリング

採用車:日産セドリック(7代目)/グロリア(8代目)
販売期間:1987~1991年

日産のクラウン対抗モデルでラグジュアリーさとスポーティさを持ち合わせていたセドリック/グロリア(写真はセドリック)

 日産セドリック(7代目)/グロリア(8代目)の4ドアハードトップモデルに純正採用されたステアリングの基本デザインは3本スポークなのだが、ステアリングセンターに弁当箱のような形状をしたボックスが付加されているのが特徴だ。

 まぁ、これまで紹介してきたステアリングに比べてデザイン的に特徴があるわけではないが、このステアリングは、弁当箱部分が固定されていて動かない。

3本スポークのステアリングのセンター部分に弁当箱状のものを配置。このボックスはステアリングを左右に切っても固定されて動かない

 このセドリック/グロリアはステアリングに複数のスイッチ、ボタンを装着されていて、ステアリングを切っても常に操作しやすいように設計されていたのだ。

 実際にステアリングだけ回ってセンターが動かないのは慣れるまでかなりの違和感があるものだが、確かにスイッチ類の操作性に優れていた。

 センター固定の動かないタイプのステアリングはシトロエンが有名だが、日産もしっかりと実用化してチャレンジしていたのだ。

【画像ギャラリー】独創性が凄い!! 個性的なステアリングと言えばシトロエン!!