トヨタ×UCCの異色コラボ! クラウン4車種を味で再現した「水素焙煎コーヒー」が登場

トヨタ×UCCの異色コラボ! クラウン4車種を味で再現した「水素焙煎コーヒー」が登場

 クラウン誕生70周年を記念し、トヨタとUCCが“水素焙煎”という革新的手法でクラウン4車種をイメージしたコーヒーを共同開発。カーボンニュートラルの未来を香りと味で感じる、新しい「クラウン体験」がスタートした。

文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes

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クラウンの“乗り心地”を、“飲み心地”で表現──トヨタとUCCが挑む新たなコラボの形

 トヨタのフラッグシップ「クラウン」が誕生して70周年。その節目を記念して、トヨタとUCC上島珈琲が手を組み、“クルマとコーヒー”という異なるジャンルの融合を実現させた。テーマはずばり「水素」。トヨタは燃料電池車(FCEV)を筆頭に水素社会の実現を掲げ、UCCもまた、世界初の大型水素焙煎機「HydroMaster(ハイドロマスター)」による水素焙煎コーヒーの量産を開始している。

 この共通のキーワードを軸に誕生したのが、「CROWN HYDRO ROAST」シリーズ。クラウンの4車種(セダン/クロスオーバー/スポーツ/エステート)それぞれの“走りの個性”を、“香りと味わい”で表現したというから驚きだ。

クルマの感覚を味で再現した4つのブレンド

クラウンは、トヨタ独自の国産技術で作り上げた初の量産型乗用車として1955年に誕生
クラウンは、トヨタ独自の国産技術で作り上げた初の量産型乗用車として1955年に誕生

 開発は2024年12月のキックオフから約1年。両社の開発陣が相互に学び合う形で進められた。UCC側はクラウンの開発者へ「コーヒーの基礎」を伝授し、トヨタ側は「クラウンとは何か」を実際の試乗体験を通じて共有。その後、UCCのコーヒーアカデミー専任講師・土井克朗氏が、乗り心地を飲み心地に落とし込むという前代未聞の試みを行った。

 4つのブレンドには、それぞれ明確なキャラクターがある。

・CROWN SEDAN BLEND
 上質さと静粛性を表現した、滑らかで重厚な味わい。クラウンらしい“王道の余韻”が残る。
 (キーワード:落ち着いた風味/フラットで重厚感のあるボディ)
・CROWN CROSSOVER BLEND
 セダンとSUVの融合を感じさせる、華やかで香り高いバランス型ブレンド。
 (キーワード:香り広がる口当たり/柔らかさとキレの両立)
・CROWN SPORT BLEND
 軽快でエモーショナル。ドライビングの楽しさを“爽やかな酸味とキレ”で再現。
 (キーワード:明るく爽やか/複雑でリズミカルな余韻)
・CROWN ESTATE BLEND
 SUVらしい力強さと大人の余裕を両立。どっしりとしたコクの中に優雅さが漂う。
 (キーワード:穏やかな口当たり/心地よく長い余韻)

 いずれも200g入りで、価格は税込3510円。10月7日からクラウン専門店「THE CROWN」各店舗(東京・愛知・千葉・横浜・大阪・福岡)で順次提供・販売されている。

水素がつなぐ“カーボンニュートラル”の未来

水素焙煎コーヒー -CROWN SEDAN BLEND- 上質さをまとう洗練された余韻
水素焙煎コーヒー -CROWN SEDAN BLEND- 上質さをまとう洗練された余韻

 今回のコラボは単なる記念商品ではない。トヨタとUCCが共に掲げる「カーボンニュートラル社会の実現」に向けた象徴的な取り組みでもある。

 水素焙煎は、従来のガス火焙煎に比べてCO2排出を大幅に削減できる次世代技術。焙煎時の熱源を水素に置き換えることで、製造工程から排出される二酸化炭素をほぼゼロに抑えられるという。UCCはこの技術を2025年から本格導入し、年間3000トン以上のコーヒーを水素焙煎で生産する体制を整えている。

 つまり、この「クラウンブレンド」は、トヨタの水素社会ビジョンとUCCの環境技術が“同じ未来”を見据えた形の結晶なのだ。

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