分類番号で同じ希望ナンバーの人が何人いるのか分かる?
数字3桁で表される分類番号(下一桁がアルファベットの場合もあり)にも、数字に意味が込められているのです。
まずは分類番号の上一桁。これはクルマの用途や大きさを表します。1は貨物輸送につかわれる普通自動車(トラックなど)。2は、乗車定員が11名以上の普通自動車(バスなど)。3は乗車定員が10名以下の普通自動車、4・6は貨物輸送に使われる小型自動車。5・7は人の輸送に使われる小型自動車、8は特殊な使い方をする自動車(緊急車両や教習車など)、0は大型の特殊自動車(建設機械を除く)。そして0は大型の特殊自動車のうち建設機械です。
次に下二桁の数字の意味について解説していきます。ココを見ることで希望ナンバーか否かが分かるようになっているのです。
小型・普通自動車の場合、分類番号の下二桁は00~09を使いますが、希望ナンバーの場合は10~79(30からスタート)となります。軽自動車は80~82を使いますが、希望ナンバーの場合は83~99です。
つまり、3ナンバーの車の希望ナンバーは、分類番号が「330」からスタートするということ。「331・332」と増えてき、「340・350…(略)…399」までくると「310・311…(略)…329」まで来て、次は下一桁がアルファベットへ変化します。
実際に計算してみよう!
自身のナンバーの分類番号が「341」だった場合、自分の前に同じ登録地域で同じ希望ナンバーの数字を使った人が11人いるということが読み取れます。人気の希望番号だと、分類番号「330」を取るのも難しいのです。
こうしたナンバーに使われている文字の意味を理解しておくと、渋滞中などに他車のナンバープレートを見るのが楽しくなります。「あの人は希望ナンバーだ」とか「あの希望ナンバーの意味なんだろう?」などと同乗者と考えるのもいいのではないでしょうか。


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