強みが発揮されれば王者N-BOXを打ち倒せるのか?
2019年3月にデイズが新型となって登場した際、軽ワゴンの水準はここまできたか、とびっくりした。
しかし、その半年後に登場した新型N-WGNは、その水準をさらに上げてきていた。N-BOXのクルマとしての完成度は、びっくりするほどに高い。
この一台があれば、普段の買い物使いからドライブ、長距離旅行まで、何の不便も感じないほどだ。
荷物も大量に乗るし、乗り心地や音振性能といった「走りの質感」も高いし、ホンダの技術力の高さ、仕上げの丁寧さが表れている。
そのため、新型ルークスも、N-BOXを超える何かを仕掛けてくれるのではないか、と期待している。コストに厳しい軽自動車に、これ以上を求めるのか、という声をいただくことがあるが、隙が全く見当たらないN-BOXに勝つには、それをやらなければならない。
まとめ
日産は、軽基準のEV、「IMk」を本気で作っているという。しかし一般のユーザーにとって、EV購入のハードルは依然として高い。
例えばだが、軽自動車用のe-POWERは作れないのだろうか。ノートはe-POWERで成功した。ルークスにもe-POWERがあれば、N-BOXの牙城を崩すきっかけにはなるかもしれない。
「やっちゃえ日産」と、自ら標榜するならば、それくらいの「What’s New?」を見せていただきたいところだ。
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