そこまでヒョンデがやってるの!?
鉄道車両を作る企業もヒョンデ傘下にあり、2027年から燃料電池トラムを走らせる。一般的なトラムは架線を張り巡らさなければならず、道路の天地高に制限を掛けてしまう。燃料電池トラムなら架線インフラが不要になるため、様々な制限無し。
トラックや路線バス、トラムは大量の水素を使うためニーズが生まれる。大量生産する事で水素のコストだって下がっていく。水素の価格が下がれば、さらに用途も広がっていく。
「凄いね!」なのは製鉄。ヒョンデ、鉄も作っている。製鉄業が出す二酸化炭素の量は膨大で、日本でいえば全体の14%程度になり、運輸部門を凌ぐ。ヒョンデでは製鉄で二酸化炭素を大量に排出する「還元」行程で水素を使うなどして、製鉄時の二酸化炭素排出量を70%減らすプラントを建設中。
政府のバックアップが得られないなら……
日本の自動車メーカーはトヨタといえども自動車の主素材になる鉄鋼の二酸化炭素排出量削減をしよとしたってお願いベースになり難しい。
韓国は政府のバックアップもあり、水素社会に向けた動きを止めないだろう。ヒョンデ級のコングロマリット(財閥)が国の将来のために動いていれば、ブレーキを掛けることなど出来ない。翻って我が国を見ると、トヨタは頑張っているものの、国はトヨタより大きい石油利権などあるため、水素社会になると困る皆さんが存在するのだった。
トヨタはヒョンデとパートナーシップを結び、協業したらいいんじゃないかと思う。
そんな話をヒョンデの水素担当者にしたら「大歓迎です!」と言ってました。
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コメント
コメントの使い方何でもかんでもトヨタに頼らずに、ヒュンダイの相手は他企業が率先してやることですね