年末の大掃除、クルマの内装は後回しになりがちだ。とくにプリウスやミニバンのダッシュボード奥、フロントガラス内側は「届かない」「拭きスジが残る」と悩みの種。そんな不満に応えるべく、カーメイトから薄型ロングワイパーと高性能窓拭きクロスが登場した。掃除の常識を変える2アイテムの実力に迫る。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
ダッシュボード奥まで届く“二刀流”ワイパー
年末になると気になるのがクルマの室内清掃だ。外装は洗車機で済ませられても、内装、とくにダッシュボード奥やフロントガラス内側は手強い。クロスが届かず、無理に手を伸ばして指先がつりそうになる……そんな経験を持つ読者も多いだろう。
今回カーメイトが投入した「内装用 高性能ワイパー(C197)」は、まさにその“届かない問題”に正面から向き合った製品である。全長約392mmのロング設計に加え、厚さ14mmという薄型形状がミソ。クロスでは入り込めないダッシュボード奥やメーター周辺のすき間にも、しなやかに滑り込む。
このワイパーの面白さは、表と裏で役割が違う点だ。表面には一般的なマイクロファイバーの約2倍の毛足を持つ長毛タイプを採用し、ホコリを絡め取る。一方、裏面には昨年発売され好評を得た「高性能マイクロファイバークロス」と同等の高密度パイル生地を使用。手アカや指紋といった油性汚れにも強く、ディスプレイや内窓のくもり取りまで1本でこなす。
ヘッド部は柔軟素材のため、硬い樹脂パネルやガラスにも優しい。掃除後は薄型ゆえドアポケットやシートバックに収まり、カバーを外して洗えば繰り返し使える。年末だけでなく、普段使いにも向く実用派アイテムだ。
ガラス清掃には「エクスクリア 窓ふきクロス プレミアム(C318)」
一方、ガラス清掃専用として用意されたのが「エクスクリア 窓ふきクロス プレミアム(C318)」。こちらも高密度マイクロファイバーが主役で、従来品比200%のパイルループ数を誇る。繊維は多角形状にカットされた超極細仕様で、拭きスジや毛羽残りを極力抑える設計だ。
乾拭きでホコリや軽い汚れを落とし、水拭きで頑固な汚れに対応できるため、内窓のくもり、手アカ、タバコのヤニ汚れまで幅広くカバー。約300×300mmというサイズ感もガラス拭きにちょうどいい。外窓にも使えるので、1枚積んでおくと重宝するだろう。
両製品に共通するのは「水やクリーナーを使わずに、短時間で仕上げたい」という現代的ニーズへの適合だ。大掃除はもちろん、ドライブ前のひと拭きで視界と気分をリセットできる。掃除が億劫だった人ほど、その違いを実感しやすいはずだ。

























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