2017年3月31日、「ドカッ!」と荒々しく編集部の扉が開くと、現れたのは暴走王・小川直也氏その人であった。
な、なにをしに……。あだ名からして自動車雑誌の編集部とは相性がよくないはずだが……。
文・写真:編集部、平野学
突如、文京区音羽に「暴走王」が襲来!
「てめえらの原稿、全っ然面白くねえぞ! やり直しだ!」と、叫びながらのっしのっしと編集部へ入ってき、編集長のデスクに座るやダメ出しを指示。その蛮行、まさに暴走編集長と言うべき所業。
「早く帰ってほしい……」
そんな声が漏れる音羽の不夜城であった……はずが、いえそんなことはまったくなく。
とってもいい人でした、小川直也氏。いや小川さん。
アニキと呼ばせていただきたい。
「こんにちはー。いきなりお邪魔しちゃってすみません」
実は小川直也さん、知る人ぞ知る大の車好きで、現在の愛車はR32、R33、R34のスカイラインGT-Rとポルシェ911(997型)の4台持ち。
このラインアップからして「この人ガチや……」という雰囲気が濃いのだが、そのうえマツダ車の持つ独特の雰囲気と走り味が好みで、地元の湘南マツダとは大の仲良し。
普段使いとしてCX-5(先代型)を2台乗り継ぎ、2017年2月より販売開始した2代目もすでに購入済みの納車待ち状態。
今さら書くのも申し訳ないが、なにげにベストカー本誌(2017年3/26号)にて2代目CX-5の試乗インプレッションをご担当いただき、その時のご縁で編集部までわざわざ挨拶に来てくださったというのだから、えー、本気でいい人です。
「いや、誌面ではヒールってことでもまったく問題ないですから」
暴走王、編集部員に対してはずっと丁寧な敬語で、さすが骨の髄まで体育会系。
というか、本企画担当の取材経験から言わせていただくと、一流のアスリートってみんな人格者なんですよね。真面目でなきゃ世界トップクラスでは戦えないんだなと。
閑話休題。
小川直也さん、「どうせならぜひ編集長のデスクに座って、部下を叱責してるワンカットを」とのお願いも快く引き受けていただき、ベストカー編集部一同、感謝感激ハッスルハッスルでありました。
CX-5の試乗記も大好評だったので、ぜひまたご登場ください!
全員で「ハッスル、ハッスル!」の掛け声とともに記念撮影。いい人だ〜。ちなみにこの日、3月31日は小川さん49回目の誕生日だったそうです。ハッピーバースデイハッスル!
試乗会ではマツダ開発陣も一緒にハッスル。「いい記念になりました」とマツダ開発チーム。写真が欲しい場合は編集部までご一報ください!
「CX-5のクリーンディーゼルはトルクフルで、長距離ドライブにぴったり。新型は静粛性が増しているし、完全停止までカバーできるようになったクルーズコントロールのデキがいい」と、旧型オーナーならではの視点で完璧なインプレッションを披露。小川さん、今度はロードスターかGT-Rに乗りませんか
小川直也氏公式サイト
オーちゃんのホームページ:http://www.ogawanaoya.com
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