国産クーペは時代ごとに個性と技術を進化させてきた。手作業で生まれた黎明期モデルから、ロータリーや4WD、直6ターボなど多彩なメカを搭載した名車、そして生産終了を迎えるレクサスLCまで、その魅力と系譜を振り返る。
※本稿は2026年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:日産、いすゞ、ホンダ、トヨタ、マツダ、スバル、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
※歴代モデルの登場年は初代の登場年のみ記載
プリンス スカイラインスポーツ(1962年)
ミケロッティデザインでイタリア職人が手作業で作ったとされる歴史的名車。日産グロリア用の直4、1.9Lエンジンとシャシーを使い、約60台が生産された。
日産 シルビア(1965年)
美しいデザインとともに1.6L・OHVエンジン、フルシンクロ4MT、ディスクブレーキなど走りの装備も充実。
いすゞ 117クーペ(1968年)
ジウジアーロデザインの流麗なクーペで、117は開発コードネーム。ディーゼルエンジン搭載車もあった。
トヨタ カローラスプリンター(1968年〜)
初代カローラ登場の2年後に追加されたファストバッククーペ。初代はカローラスプリンターという車名だった。
マツダ ルーチェ ロータリークーペ(1969年)
ベルトーネデザインのセダンをベースにマツダがデザインしたクーペ。RE搭載車として初のFF車だった。
ホンダ 1300クーペ(1970年)
ホンダ初の小型車1300セダンのクーペ版。 空冷エンジンのFFスポーツで、最強グレードは110psを誇った。
日産 サニーRZ-1(1986年)
6代目サニーから派生した個性派FFクーペ。1.6L・DOHC、120psのツインカムNISMOもあった。
スバル レオーネクーペ(1985年)
当初はパートタイム4WDで登場し、1986年にフルタイム4WDに。135psのフラット4、1.8Lターボを搭載。
日産 R32スカイラインGTS-t(1989年)
R32はGT-Rばかりがもてはやされるが、直6、2LターボのGTS-tも素晴らしい走りを披露してくれた。
マツダ MX-6(1992年)
バブルの頃、5系統の販売店用に多数の兄弟車を用意したマツダ。そのひとつがこれ。V6のFFクーペだった。
【番外編】さよならレクサス LC……2026年8月終了が決定
以前から2026年モデルが最後になるといわれていたレクサス LCが、2026年8月末で生産を終えると米国の販売店に正式に伝えられた。クーペ、コンバーチブルともに終了する。
V8・5Lと、V6・3.5Lハイブリッドを用意する優雅なラグジュアリークーペで、佐藤恒治社長(2026年4月から副会長)がCEを務めたことでも有名。GR GTとは別の後継車もあるとされているが、どうなることか。
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