登場以来形状に劇的な変化なし ワイパーは進化していないのか?

まとめ

 ワイパーは着実に進化しているが、トランスミッションならAT、エンジンならインジェクションのような根本的な進歩はないというのも事実だ。

 現在のワイパーと違う形態で同じ役割を持つものとしては、2013年あたりからマクラーレンオートモーティブが研究しているという雨や水滴を超音波でウィンドウに付着させないデバイスが浮かぶくらいだが、これも随分時間が経っているのに実用化の噂も聞かない。

マクラーレンは2015年くらいまでには戦闘機からヒントを得た超音波を使うワイパーレス車を登場させるとしていたが、いまだに商品化されていない

 このあたりを総合するやはり文頭に戻って、「ワイパーに代わるものが発明されたらノーベル賞モノ」というくらい、ワイパーの基本的な機構は優れているというのが結論なのだろう。

 それだけにワイパーの手入れを忘れがちの人は梅雨になる前に準備をしておきたい。

洗車時にはワイパーのゴム、ワイパーが収納されているポイントの洗浄も忘れずに。ゴムに異物が付いたまま作動させるとウィンドウを傷つける

【画像ギャラリー】数で差別化!! 作動方法でオリジナリティを主張!! 個性的なワイパーのクルマたち

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