■WRX S4も年次改良のためにオーダーストップに!
2019年末をもって「WRX STI」が生産終了になったが、WRX自体の次期型は開発が進められているようだ。そういう状況で、同じく2020年5月25日の注文分をもって「WRX S4」もオーダーストップとなるというニュースが入ってきた。
まさかもうWRX全体が生産終了か!? それともレヴォーグに続き新型が登場するのか!? と考えたが、そうではないようだ。こちらは7月の年次改良に向けての対応となる。
そしてもうひとつ気になるニュースは、2020年5月下旬に「WRX S4」のSTIコンプリートモデルの発売が予想されることだ。
WRX S4は、現行モデルの登場が2014年8月25日であり、もうすぐ6年が経過する。当面生産継続となるが、今回の改良モデルが最終になる可能性もある。

■販売現場が語る新型レヴォーグの期待と最新情報
●証言1:首都圏スバル店営業担当者
2020年5月25日をもってオーダーストップになるが、それまでの受注分は次期型が発売されるまで、生産納車されるのでレヴォーグ自体の登録台数はそれほど少なくならないと予想している。
現行最終モデルだから、完成度は高く、格安で買えるので受注台数は増えている状況にある。次期型は6月に入ると、メーカーから商品内容を説明した販売マニュアルが送られて来るのでこれを活用したティザーキャンペーンをスタートさせることになる。
本来であればスバル店の営業担当者を招き、商品説明会や現物の見取り、施設での試乗会などが行われるのが慣例になっているが、今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になるようだ。7月に入ると車両本体やオプション&付属品の価格を決めて先行予約の受付を開始する予定で、正式な発売は9月になりそうだ。ただコロナ禍で発売は多少先送りされるかも知れない。
●証言2:首都圏スバル販売店営業担当者
次期型レヴォーグには大いに期待している。新開発のプラットフォーム、フレーム、1.8Lターボエンジンなどによる大幅な走りのポテンシャルアップ、スポーツカーを想わせるスタイリッシュなデザイン、最高度の安全パッケージであるアイサイトの進化などが売りになっている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で発売時期が多少先送りされるかも知れないが、受注は先行してできるので、しっかり売って行きたい。2020年5月下旬には、「WRX S4」のSTIコンプリートカーが発売されると聞いている。
※編集部注:2020年5月25日以降は、在庫のみの販売となる。ディーラーによって保有台数は異なるが、思ったとおりの一台を手に入れたい人は早めに購入することをお薦めしたい。
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