独りでもこんなに愉しいぞ!? 新型コロナ禍の“ぼっち”カーライフ指南 5選

 39県の非常事態宣言解除からはや2日。解除された地域の人も、そうでない人も、まだまだ予断を許さない状況であることに変わりはない。

 とはいえ、さすがにこうも自粛生活が続くとダレてきてしまう。こういった状況下では、クルマの運転と同じで一瞬の緩みが思わぬ事態を引き起こす。

 そこでだ、日夜編集・取材に明け暮れた末に晴れて「ぼっちマスター」となり果てたベストカー編集者たちが、独りでも楽しめる“ぼっち”カーライフ術を指南する!

※ただし、現在もなお新型コロナウイルス感染症で全国の医療資源が逼迫しており、また緊急外来も立て込んでいる状態が続いている。クルマを運転する際は、事故にはくれぐれも気を付けていただきたい。

【画像ギャラリー】“コロナ明けにはクルマの達人になれる!? “ぼっち”カーライフの極意をギャラリーチェック!!!

※本稿は2020年4月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年5月10日号


■“ぼっち”カーライフVol.01 ミニサーキットで走って遊べ!

 日本全国には、手軽に走れる「ミニサーキット」がたくさんある。富士や鈴鹿のような本格的なサーキットはちょっと敷居が高いと思っているアナタ、確かにサーキットライセンスを取得したり、走行料金が高い、レーシングスーツが必要だったりと、ハードルは高い。

ミニサーキットでクルマを楽しもう!

 でも、多くのミニサーキットは簡単な講習会を受けて会員になれば、15〜20分あたり1500〜2000円程度で思いっきり走ることができる。

 ミニサーキットではヘルメットは必須だがレーシングスーツは不要というところも多いので、費用面でも助かる。山道走るより安全で、クルマを楽しむには最高だ。ATだってOK、軽だってもちろんOKだ。

●全国ミニサーキット図鑑(ギャラリーで各サーキットのリンク先を公開!)
・新千歳モーターランド(北海道千歳市/0123-23-5115)
・オートスポーツランド砂川(北海道砂川市/011-864-3393)
・エビスサーキット(福島県二本松市/0243-24-2972)
・筑波サーキットコース1000(茨城県下妻市/0296-44-3146)
・ヒーローしのいサーキット(栃木県宇都宮市/028-669-1031)
・つくるまサーキット那須(栃木県/080-7823-6773)
・本庄サーキット(埼玉県本庄市/0495-72-9611)
・袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県袖ケ浦市/0438-60-5270)
・茂原ツインサーキット(千葉県茂原市/0475-25-4433)
・南千葉サーキット(千葉県市原市/0436-52-4400)
・スポーツランドやまなし(山梨県韮崎市/0551-22-8226)
・日本海間瀬サーキット(新潟県新潟市/0256-85-2201)
・タカスサーキット(福井県福井市/0776-87-2330)
・モーターランド三河(愛知県新城市/0536-37-5501)
・スパ西浦モーターパーク(愛知県蒲郡市/0533-58-1111)
・オートランド作手(愛知県新城市/0536-39-3611)
・名阪スポーツランド(奈良県山添村/0743-87-0007)
・セントラルサーキット(兵庫県多可町/0795-32-3766)
・中山サーキット(岡山県和気町/0869-93-2333)
・スポーツランドTAMADA(広島県広島市/082-818-7198)
・TSタカタサーキット(広島県安芸高田市/0826-59-0055)
・阿讃サーキット(徳島県東みよし町/0883-79-3705)
・SPEED PARK恋の浦(福岡県福津市/0940-52-7171)
・HSR九州(熊本県大津町/096-293-1370)

■“ぼっち”カーライフVol.02 洗車&クルマいじりで汗をかけ!

 そうはいっても、やっぱり「ミニ」でもサーキットはちょっとな〜、というのであれば、一転、じっくりと、愛車を徹底的にきれいにしちゃうってのはいかがだろうか?

 洗車だったら、それこそ一人で黙々と進められるし、なにしろ屋外だ。「三密」には該当しない。

 せっかくだから、普段の洗車ではなかなか手の届かない細部を徹底的に磨き上げちゃおう。

タイヤを綺麗にするなら、ついでにエア圧の確認もしておこう。タイヤのエアは少しずつ減っていく。内圧が低いと燃費にも悪影響をおよぼす

 まずはボディをザっと水洗いしたら、窓磨きだ。

 窓の汚れは水垢に加え油膜も付着してなかなか頑固。窓ガラス用コンパウンドが市販されているので、こいつでキュッキュッ磨いてやる。そんなの持っていないというなら、通販で買っちゃおう。買い物に行かないですむので、「三密」抑止にもなる。

 お次はヘッドライト。ちょっと古いクルマだと、ヘッドランプカバーが摺りガラスのように曇ってきたり、黄ばんでしまっているものが多い。

樹脂製のヘッドランプカバーは紫外線の影響などで徐々に表面が曇ったり黄ばんだりしていく。コンパウンドで根気よく磨いていけば綺麗になる

 昔はガラスだったカバーだが、最近はプラスチック(ポリカーボネート)のものが多く、紫外線による劣化や表面の細かい傷などで曇ったり黄ばんだりしてしまうのだ。

 このままだとライトの照度が低下して夜間危険だし、見た目にもクルマがボロっちく見えてしまう。

 これも専用ケミカルが市販されているのだが、まずは汎用コンパウンドで磨いてみよう。正直、腕がパンパンになるほど磨きをかけないと、なかなか曇りは取れないのだが、次第にクリアになっていくのを実感すると俄然元気が出る。コンパウンドは塗りすぎるとダメなので、少量をウエスにとって、磨きこむように、根気よく作業するのがポイント。ヘッドライトカバーがきれいになると、なんかクルマがグッと引き締まったように見えるぞ。

 ここまでやるとかなり疲れてきたし、時間だって2時間くらい経っている。

 でも、窓とライトがきれいになると、今度は足元の汚れが気になる。そう、タイヤだ。

 しばらく放っておくとタイヤは妙に白っちゃけて見える。まずは洗剤で汚れをきれいに落としたら、トレッド面の傷や異物の刺さりなどがないかチェックしよう。

タイヤは洗剤でキレイに洗ったあと、トレッドやサイドウォールの傷や異物の刺さりなどを確認し、最後の仕上げはタイヤワックスでピカピカにする

 で、サイドウォールだ。タイヤワックスでピカピカに磨き上げてやる。

 ここまでやると、ボディが少々やつれていても、クルマ全体が生き生きして見えるから不思議なもの。半日はクルマ磨きで「遊べる」ぞ!!

■“ぼっち”カーライフVol.03 一人でもぜんっぜん楽しい! 愛車の燃費記録に挑戦!

 愛車がきれいになったら、やっぱり走らせたい!! でも、無目的にうろうろしたって、それこそまさに「不要不急」。人と接することないクルマとはいえ、やはり控えるべきである。

 でもなぁ……。ってんなら、独り燃費テスト!! だ。都内近郊の読者だったら、ベストカー恒例の燃費テストルートで、愛車の燃費がどんなものかを調べてみるってのはいかがだろうか。

燃費テストコースの走り方は、基本的に法令遵守で流れに乗って、だ。関越道の区間は一番左の車線を100km/hクルコンで走るのが恒例

 ルートは下表のとおり。

●ベストカー恒例の燃費テストコース
・東京都三鷹市「交通安全環境研究所」付近よりスタート
・国道20号線を上り、初台より山手通り外回り経由で目白通りを下り、関越道練馬インターまで
・関越道を下り、鶴ヶ島インターで降りる
・鶴ヶ島インターより、国道407号線で東松山市内を抜け、熊谷市を目指す、熊谷運動公園がゴール

 実はこれ、国交省がWLTCモード燃費の走行パターンを評価する際に定めたコースのひとつで、これに倣ってベストカーでも何度も燃費テストをしているのだが、WLTCモード値にかなり近い数字が記録されている。つまり、実走行燃費比較の基準になる。

 最近だとヤリスハイブリッドがこのコースを走って、総合で31.9km/L、フィットクロスターハイブリッドが24.5km/Lという結果だった。

 走り方は、エアコン25℃設定で、あとは交通法規を遵守しながら周囲の交通に流れに乗って走るだけ。

 コース自体は延長80km程度なんだけど、一般道区間が結構長いので、3時間程度はかかる。ゴールが熊谷なので、関東北部の人以外だと、そこからの帰りにも時間を要するので、たっぷり遊べる。

 他のコースでもいいので、自分なりの燃費記録にチャレンジするのも楽しいぞ。

ベストカー恒例の燃費テストコースはWLTCモードの走行パターンに沿ったもので、カタログ値に近い数値が実際にマークされているのだ

■“ぼっち”カーライフVol.04 もはやいろんな意味で究極 妄想新車購入シミュレーション

 外出を自粛していると、ふつふつと湧き上がる物欲。ストレスが物欲を刺激するんだろうな。

 ってわけで、新車を買っちゃいましょう!!

 といっても、本当に買うのはご予算やら、いろいろあるでしょうから、ここは「妄想シミュレーション」。あのクルマがほしい、オプションはこれを付けて、ボディカラーはアレにして……。

ディーラーサイトでは具体的な見積額を算出することができる。実際に足を運んで商談したつもりになって新車購入をシミュレーション。イメケン&かわいい店員さんが「買ったらドライブ…連れてってくださいね…」と頬を赤らめるところまでイメージできればマスターレベルだ

 保険に税金やら諸費用合わせて、うわ! 高くなっちゃったから、あの装備はあきらめて。なーんてやるわけですよ。妄想なのでご予算「0」。

 今般の事態が収束したら、今度は思いっきり、ホントの商談に進めるよう、徹底的に妄想シミュレーションしときましょ。

最近ならばヤリスとフィットが気になるところ。オプション付けて、最終的にどちらがお買い得なのか!?

■“ぼっち”カーライフVol.05 しまいには独りがだんだん楽しくなる! 運転技術向上講座

 結局、クルマの運転って「イメージ力」なんだよな、気が付いたのは30歳を過ぎてから。20歳台のころは、な〜んも考えずに走らせていただけだった。

 例えば街中を走っていても、前を走るクルマや、隣の車線で後方から迫ってくるクルマ。それぞれが「どんな動きをする」か予測してみるのだ。

対向車線から出てきたクルマが右折をして行った。慣れてくると、微妙な動きでこんな動きが直感的にわかるようになる

 アッ、前のクルマは次の信号で右折したいんだな。もうすぐこっちの車線に入ってくるぞ、とか、3台前のクルマ、動きが妙だな。道に不慣れなのかな。急にブレーキかけたり、突然右左折しそうだな、など。

 もちろん、自分自身、本来の運転がおろそかになるようなことになったら本末転倒なんだけど、慣れてくると、直感的にそのあたりが「見えてくる」ようになる。

 これで重要なことは、「何も起こらないよね」という予測だけは排除するということ。「あ〜、あのクルマは淡々と道なりに走っていくだけだな」とか、交差点の対向車が「急に右折するために飛び出してくるわけないじゃん」みたいな予測は絶対にNG。それは予測ではなく、根拠のない期待に過ぎない。

 って、イメージトレーニングしながら運転すると、「人のふり見て我がふりなおせ」で、自分自身の運転にも役立ってくる。

高速道路の合流ポイントでは、周囲のクルマがどのように動くかを瞬時に判断することで、安全にスムーズに合流ができる

■まとめ

 いかがだったろうか。読者の皆様に面白いネタを提供するために、時には独りの寂しさに耐えながら日夜の編集作業を続けるベストカー編集部にとって、ぼっちのマネジメントなど朝飯前なのだ、はっはっはぁ〜あ(涙)。

 …そんなわけでなんとも難しい状況ではあるが、コロナが去った後もベストカーとのお付き合いは今後とも“密”にお願いしたい。

【画像ギャラリー】“コロナ明けにはクルマの達人になれる!? “ぼっち”カーライフの極意をギャラリーチェック!!!

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