■“ぼっち”カーライフVol.02 洗車&クルマいじりで汗をかけ!
そうはいっても、やっぱり「ミニ」でもサーキットはちょっとな〜、というのであれば、一転、じっくりと、愛車を徹底的にきれいにしちゃうってのはいかがだろうか?
洗車だったら、それこそ一人で黙々と進められるし、なにしろ屋外だ。「三密」には該当しない。
せっかくだから、普段の洗車ではなかなか手の届かない細部を徹底的に磨き上げちゃおう。
まずはボディをザっと水洗いしたら、窓磨きだ。
窓の汚れは水垢に加え油膜も付着してなかなか頑固。窓ガラス用コンパウンドが市販されているので、こいつでキュッキュッ磨いてやる。そんなの持っていないというなら、通販で買っちゃおう。買い物に行かないですむので、「三密」抑止にもなる。
お次はヘッドライト。ちょっと古いクルマだと、ヘッドランプカバーが摺りガラスのように曇ってきたり、黄ばんでしまっているものが多い。
昔はガラスだったカバーだが、最近はプラスチック(ポリカーボネート)のものが多く、紫外線による劣化や表面の細かい傷などで曇ったり黄ばんだりしてしまうのだ。
このままだとライトの照度が低下して夜間危険だし、見た目にもクルマがボロっちく見えてしまう。
これも専用ケミカルが市販されているのだが、まずは汎用コンパウンドで磨いてみよう。正直、腕がパンパンになるほど磨きをかけないと、なかなか曇りは取れないのだが、次第にクリアになっていくのを実感すると俄然元気が出る。コンパウンドは塗りすぎるとダメなので、少量をウエスにとって、磨きこむように、根気よく作業するのがポイント。ヘッドライトカバーがきれいになると、なんかクルマがグッと引き締まったように見えるぞ。
ここまでやるとかなり疲れてきたし、時間だって2時間くらい経っている。
でも、窓とライトがきれいになると、今度は足元の汚れが気になる。そう、タイヤだ。
しばらく放っておくとタイヤは妙に白っちゃけて見える。まずは洗剤で汚れをきれいに落としたら、トレッド面の傷や異物の刺さりなどがないかチェックしよう。
で、サイドウォールだ。タイヤワックスでピカピカに磨き上げてやる。
ここまでやると、ボディが少々やつれていても、クルマ全体が生き生きして見えるから不思議なもの。半日はクルマ磨きで「遊べる」ぞ!!
■“ぼっち”カーライフVol.03 一人でもぜんっぜん楽しい! 愛車の燃費記録に挑戦!
愛車がきれいになったら、やっぱり走らせたい!! でも、無目的にうろうろしたって、それこそまさに「不要不急」。人と接することないクルマとはいえ、やはり控えるべきである。
でもなぁ……。ってんなら、独り燃費テスト!! だ。都内近郊の読者だったら、ベストカー恒例の燃費テストルートで、愛車の燃費がどんなものかを調べてみるってのはいかがだろうか。
ルートは下表のとおり。
●ベストカー恒例の燃費テストコース
・東京都三鷹市「交通安全環境研究所」付近よりスタート
・国道20号線を上り、初台より山手通り外回り経由で目白通りを下り、関越道練馬インターまで
・関越道を下り、鶴ヶ島インターで降りる
・鶴ヶ島インターより、国道407号線で東松山市内を抜け、熊谷市を目指す、熊谷運動公園がゴール
実はこれ、国交省がWLTCモード燃費の走行パターンを評価する際に定めたコースのひとつで、これに倣ってベストカーでも何度も燃費テストをしているのだが、WLTCモード値にかなり近い数字が記録されている。つまり、実走行燃費比較の基準になる。
最近だとヤリスハイブリッドがこのコースを走って、総合で31.9km/L、フィットクロスターハイブリッドが24.5km/Lという結果だった。
走り方は、エアコン25℃設定で、あとは交通法規を遵守しながら周囲の交通に流れに乗って走るだけ。
コース自体は延長80km程度なんだけど、一般道区間が結構長いので、3時間程度はかかる。ゴールが熊谷なので、関東北部の人以外だと、そこからの帰りにも時間を要するので、たっぷり遊べる。
他のコースでもいいので、自分なりの燃費記録にチャレンジするのも楽しいぞ。
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