フルバケットシートに興味はあるものの、「窮屈そう」と感じている人に注目の新モデルが登場した。BRIDEの新シリーズ「NURMAN(ニュルマン)」は、標準モデルより腰や腿まわりの内寸を広げながら、タイトな車内にも対応。気になる価格や特徴をチェックしたい。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】BRIDE新作NURMAN登場! 大柄な人も快適なフルバケ(3枚)画像ギャラリー「フルバケ=窮屈」のイメージを変える? BRIDE新作NURMANの狙い
クルマ好きなら一度は憧れるフルバケットシート。身体をしっかりホールドしてくれる一方で、「自分にはちょっと窮屈なのでは?」と導入をためらっている人も少なくないだろう。
そんなユーザーに向け、ブリッドが新シリーズ「NURMAN(ニュルマン)」を投入した。2026年9月7日から受注が始まっており、全国のBRIDE取扱店で注文できる。
今回のNURMANで注目したいのは、単純にシートを大きくしたのではなく、「大柄な人が座りやすいこと」と「車内に収まりやすいこと」を両立させようとしている点だ。
標準モデルより腰まわり約20mm、腿部分約10mmワイドに
NURMANは、標準モデルの「ZETA IV」と比較して、腰部分の内寸を約20mm、腿部分の内寸を約10mm拡大。ゆったり座れる形状としている。
フルバケットシートというと、身体を包み込むようなタイトなフィット感を想像しがちだが、体格によってはそれが快適性を損なう場合もある。せっかくスポーツシートへ交換するなら、無理に身体を押し込むのではなく、自分の体格に合ったシートを選びたいところだ。
しかもNURMANは、標準モデルと同系統の取付けレールを使えるよう形状を工夫。FOやLFなど、対応するシートレールを利用できる。
さらに興味深いのが、NDロードスターのような車内空間がタイトな車両にも取り付け可能としている点だ(一部例外あり)。
「大柄だからワイドなシートが必要。でも、クルマ側のスペースが限られている」というフルバケ選びの悩みに対して、NURMANはひとつの答えを提示した格好である。
もちろん、実際の装着可否は車種や仕様によって異なるため、購入前にはBRIDEの車種別適合情報を確認したい。取り付けには別売の車種別シートレールなども必要となる。
もうひとつ見逃せないのが、バックレストハーフカバー仕様だ。後席の安全性を高めることを狙った仕様で、2シーターだけでなく、後席を備えたクルマでフルバケを使いたいユーザーにとってもチェックしておきたいポイントだ。
シート自体は日本製で、難燃生地を採用。保安基準適合モデルとされ、重量は約8.5kg(参考数値)となっている。価格はカーボン製シェルを採用し、ブラックとレッドが23万3200円、ブラックロゴが23万8700円、グラデーションロゴが24万4200円(いずれも税込)。
決して安価なアイテムではないが、シートはドライバーがクルマと接する重要なパーツ。運転姿勢や身体の収まり方を見直すことで、クルマとの一体感を求めるユーザーにとっては、走りを楽しむための投資ともいえる。
特に「フルバケに興味はあるけれど、身体が大きくて合うモデルが見つからない」と感じていた人にとって、今回のNURMANは気になる存在だろう。
BRIDEはモータースポーツ用シートを基盤としてきたメーカーで、リリースでは年間1万2000脚を供給し、国内トップ、世界でも五指に入るスポーツシートメーカーとしている。長年培ってきたシートづくりのノウハウを、より幅広い体格のユーザーへ広げようとするNURMANは、フルバケの「選び方」を考えるうえでも興味深い新モデルだ。





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