カワサキが、メグロブランドの精神を受け継ぐ大型バイク「MEGURO K3」の2027年モデルを10月17日に発売する。カラーや主要諸元に変更はないが、約一世紀にわたる歴史を背景にした独特の存在感は健在。価格や装備、購入後のサポートまで詳しく見ていきたい。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】カワサキ「MEGURO K3」2027年モデル登場! 変わらぬ魅力とは(13枚)画像ギャラリー歴史を受け継ぐ「MEGURO K3」は、あえて変えない
カワサキモータースジャパンが「MEGURO K3」の2027年モデルを2026年10月17日(土)に発売する。
今回の2027年モデルで注目したいのは、実は「変わらないこと」だ。従来モデルからカラー&グラフィック、主要諸元に変更はなく、カラーは「ミラーコートブラック×エボニー」を継続する。
メーカー希望小売価格は141万9000円(本体価格129万円、消費税12万9000円)。販売はカワサキプラザのみとなる。
MEGURO K3を語るうえで欠かせないのが、そのルーツだ。
メグロブランドは1924年から「大排気量」「高性能」「高品質」を掲げ、当時の日本のライダーから憧れの存在として支持されたという。MEGURO K3は、そんなメグロの歴史とカワサキの大型モーターサイクル技術を融合させた、記念碑的なモデルとして位置づけられている。
その姿を見ると、現代の大型バイクとは少し違う時間が流れているように感じる。
存在感のあるエンジン、流麗なタンク形状、丁寧に仕上げられた塗装、そしてホイールやシートまで含めてまとめられたクラシカルなスタイリング。単に昔風のデザインを採用したというより、メグロというブランドが歩んできた歴史そのものを現在のバイクとして表現しているのが特徴だ。
しかも、見た目だけを懐古趣味に振ったモデルではない。カワサキが培ってきた技術やクラフトマンシップを投入し、伝統と現代のモーターサイクルを結び付けている。
「新しいモデルなのに、なぜか懐かしい」。MEGURO K3の魅力は、まさにこの感覚にあるのではないだろうか。
ABSやETC2.0を標準装備、購入後のサポートも
装備面ではABSを装着するほか、二輪車ETC2.0を標準装備。ツーリングなどで高速道路を利用するライダーにとって、ETC2.0が標準で備わる点は押さえておきたいポイントだ。
さらに「カワサキケアモデル」に設定されているのも特徴。1カ月目点検に加えて、3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルターを含む)を無償で受けられる。
大型バイクは購入して終わりではなく、その後も点検やメンテナンスが欠かせない。MEGURO K3の場合、こうした購入後のサポートまで含めてモーターサイクルライフを考えられる。
販売店はカワサキプラザに限定される。カワサキによれば、2026年9月現在、全国96店舗を展開。全店で認証工場を保有し、指定工場の取得も目指しているという。
歴史あるブランドを現代に蘇らせたMEGURO K3。2027年モデルではスペックを変更するのではなく、その世界観そのものを継承した。
流行の装備を追いかけるのではなく、長く付き合えるスタイルやブランドの物語を重視する。そんな大型バイクを探しているライダーにとって、MEGURO K3は独自の存在感を放つ一台といえそうだ。















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