現行クラウンに覆面パト登場!! まさかの「遅いほう」のハイブリッド? ベールに包まれたクラウンクロスオーバーパトに迫る

2.5Lハイブリッドで交通覆面は務まるのか!? 349psの2.4Lターボ搭載の可能性に注目

クラウンクロスオーバーは2026年9月の改良でリアデザインが変更となった
クラウンクロスオーバーは2026年9月の改良でリアデザインが変更となった

 くりかえにしなるが、クラウンクロスオーバーの覆面パトカーで最大の関心事となるのは、やはりその動力性能だろう。

 市販モデルの2.5Lハイブリッドは、システム最高出力239psを発生する。決して非力なクルマではなく、日常走行はもちろん、高速道路での合流や追い越しでも十分な性能を備えている。ただし、交通取締り用の覆面パトカーとなれば話は少々違ってくる。

 違反車を現認したら合流車線からとんでもない加速度で発進しなければならない。これは交通警察の威信にかけて違反車両を追尾できないなんてことは許されない。現に歴代クラウンの交通取締り用覆面パトカーには、3Lや3.5LのV6エンジンを搭載する高性能モデルが採用されてきた。

 こうした歴史を考えると、燃費性能を重視した2.5Lハイブリッドが、高速道路などで使用される交通取締り用の覆面パトカーとして充分とは思えないのだ。実際の交通取締りでは最高出力だけでなく、加速性能や高速域での余力、制動性能、操縦安定性など、総合的な車両性能が求められる。

外観は一見、2.5L「G」グレードでも、中身は「RS」同等の2.4Lターボ+モーターモデルなんて可能性も十分ありえる
外観は一見、2.5L「G」グレードでも、中身は「RS」同等の2.4Lターボ+モーターモデルなんて可能性も十分ありえる

 そのうえで注目したいのが、もうひとつのパワートレーンである2.4Lターボハイブリッドだ。こちらは2.4L直列4気筒ターボエンジンに前後モーターを組み合わせた「デュアルブーストハイブリッドシステム」を採用。システム最高出力はなんと349psに達する。

 エンジン単体でも最高出力272ps、最大トルク460Nmを発揮し、6速ATと電気式4WDのE-Four Advancedを組み合わせる。絶対的な動力性能では、2.5Lハイブリッドとは明確な差がある。

 もし今回捕捉された車両が2.4Lターボハイブリッドを搭載しているとすれば、歴代クラウンの交通取締り用覆面パトカーの系譜を受け継ぐ、高性能モデルということになるだろう。

 そもそも今回の車両が、どのような任務を担う覆面パトカーなのかについても、現時点では詳細がわかっていない。ただルーフの回転式の赤色灯を見れば交通取締りが専らの任務なのには違いないし、2.5Lでは足りないのではないだろう。

 新世代クラウンの覆面パトカーは、果たして燃費を重視した2.5Lなのか、それとも高性能な2.4Lターボなのか。今回の読者スクープによって浮かび上がった謎は大きい。

 ベストカーWebでは今後も、その正体を追いかけていきたい。

【画像ギャラリー】チラ見えするフロントとホイールを要チェック!? 覆面クラウンクロスオーバーパトカーがコレだ!(22枚)画像ギャラリー

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