2年を過ぎれば危険信号! 夏に酷使されたバッテリーの突然死に注意せよ!

冬将軍が来る前に秋のうちに点検しておこう

バッテリーが上がる前にディーラーや整備工場にチェックしておきたい(Dreamnikon@Adobe Stock)
バッテリーが上がる前にディーラーや整備工場にチェックしておきたい(Dreamnikon@Adobe Stock)

 バッテリー上がりを防ぐ最も効果的な方法は、やはり定期的な点検だ。

 カー用品店やディーラー、整備工場などでは、専用のバッテリーテスターを使用して電圧や始動性能、劣化状態などを確認できる。

 単に電圧が正常だからといって安心はできない。エンジンを始動するために必要な電流を十分に供給できるかどうかも重要だからだ。

 特にバッテリー交換から2年以上経過している場合は、冬を迎える前に点検しておくことをおススメしたい。

 また、アイドリングストップ車はエンジンの停止と再始動を繰り返すため、バッテリーへの負担が大きい。交換時には必ず車種に適合した専用バッテリーを選ぶ必要がある。

 ハイブリッド車も油断は禁物だ。駆動用の大容量バッテリーとは別に、車両の制御システムなどを起動する補機バッテリーを搭載している。補機バッテリーが上がると、駆動用バッテリーに電力が残っていても走行できなくなる場合がある。

チョイ乗りだけではバッテリーはつらい状況になるので高速走行をしたほうがいい
チョイ乗りだけではバッテリーはつらい状況になるので高速走行をしたほうがいい

 日頃の使い方にも注意したい。短距離走行ばかりでは充電量が不足しやすいため、定期的にある程度まとまった距離を走ることも有効だ。ただし、劣化したバッテリーが走行だけで回復するわけではない。

 エンジン停止中に室内灯や電装品を長時間使用しないことも基本中の基本。ドライブレコーダーの駐車監視機能など、エンジン停止中も電力を消費する装備にも注意が必要だ。

 また、長期間クルマを使用しない場合は、車両に適合した充電器による補充電も選択肢となる。

 バッテリー交換は決して安い出費ではない。しかし、旅行先や高速道路のサービスエリア、あるいは出勤前の慌ただしい朝に突然エンジンがかからなくなったら、それこそ大変だ。

 何より怖いのは、バッテリーの劣化が外から見ただけでは判断しにくいこと。夏を無事に乗り切ったからといって、冬も大丈夫とは限らない。

 今年の猛暑で酷使された愛車のバッテリー。冬将軍がやって来る前に、秋のうちに一度点検しておこう。たった一度の点検が、真冬の突然死を防ぐことにつながるのだ。

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