敵はタントだけではない!? 新型N-BOXは軽No.1と言えるのか? 最新軽自動車 ベスト5


 モデル末期とされる2015年、2016年も軽自動車の販売1位! 軽ベストセラーのN-BOXが、8月末にフルモデルチェンジした。新型の開発にあたってホンダは「ワンクラス上にも劣らぬ性能」を目指したという。

 ここでいうワンクラス上とは、スズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴと同クラスのこと。N-BOXは、非常に背の高い「スーパーハイトワゴン」と呼ばれる。

 ひとまわり背が低いワゴンR等も含めて、現在の軽自動車ナンバーワンモデルと言えるのか!?

文:渡辺陽一郎/写真:森山良雄、編集部


持ち味の『広さ』以外も磨かれた新型N-BOX

 N-BOXが人気の理由は、背の高い軽自動車の中でも特に車内が広く、居住性と積載性が優れていることだ。ミニバンを連想させるシンプルな外観も魅力であった。

 このN-BOXが2017年8月31日に2代目へフルモデルチェンジされた(発売は9月1日)。

 エンジンとプラットフォームを刷新して、外観の基本スタイルは先代型を継承しながら、室内をさらに拡大している。助手席に570mmのスライド機能を備えるスーパースライドシート仕様も用意した。

 さらに、安全装備には上級車種と同じホンダセンシングを採用。緊急自動ブレーキに加えて、路側帯を歩く歩行者と衝突する危険を検知した時には、回避しやすいように反対方向へパワーステアリングを制御する機能も備わる。

 車間距離を自動制御してペダル操作を軽減するクルーズコントロール、車線の中央を走りやすいようにパワーステアリングの操舵を支援する機能も、軽自動車では初めて採用した。機能や装備が大幅に進化している。

 そこで軽自動車の実力ランキングを考えたい。新型N-BOXは軽自動車の中で何位になるだろうか。

軽No.1スライド幅の助手席を最前方にセットするとご覧のとおり広大なスペースが出現

ランキング基準は『機能と価格』のバランス

 軽自動車はカテゴリーの1つだが、多種多様の車が含まれる。N-BOXのような車内の広い車種があるいっぽうで、JC08モード燃費が37km/Lに達するアルトのように、低燃費と低価格を追求したベーシックな車種も用意される。

 さらにオフロードSUVのジムニー、ミドシップスポーツカーのS660、エブリイワゴンのような軽商用車をベースにした荷室が抜群に広いスペーシィワゴンなど、小型/普通車に見られるカテゴリーの大半を軽自動車の中から選択できる。特装車ではダンプトラックや保冷車まで用意されるのだ。

 従って軽自動車は機能が比較的統一されているミニバンやコンパクトカーに比べて順位を付けにくいが、「機能や価格に基づいてユーザーが得られるメリット」を基準にランキングしたい。 結果的に設計の新しい車種が選ばれ、全車が歩行者対応の緊急自動ブレーキを採用する。今はこれも大切な条件となった。

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