■今秋投入の次期型エクストレイルもe-POWER車へ一本化???
日産は今秋の9月にもエクストレイルのフルモデルチェンジを実施する方向でスケジュール調整を進めています。
三菱自動車の次期型アウトランダーとプラットフォーム&基本コンポーネントを共用する姉妹車として開発を進めていると言われています。
気になるのはパワーユニットです。現行は2LガソリンNAと2Lの1モーター2クラッチ方式のストロングハイブリッドですが、ストロングハイブリッドは1.2Lのe-POWERに置き換わることは間違いなさそうです。
2LガソリンNAはセレナに搭載しているマイルドハイブリッドに切り替えられるというのが濃厚ですが、日産の販売店筋によると、「ストロングハイブリッド同様にマイルドハイブリッドも廃止になる可能性がある」といいます。
つまりこちらもノートやキックス同様にe-POWERに一本化される見込みです。
1年後あたりには三菱自動車からPHEVのユニット供給を受けるので、将来的にはこれらふたつのパワーユニット態勢で仕立てられることになります。
ほかのモデルと異なる新型エクストレイル独自の制御技術のe-POWERが使われているようです。
■新型ヴェゼル好調! 納期が早くも7月以降にずれ込む!
ホンダは新型ヴェゼルを4月23日に発売しました。3月上旬に開始した先行予約が好調で、納期は立ち上がり時に5月下旬だったのが、直近では7月以降にずれ込んでいます。
初期先行予約分の80%以上がハイブリッド車で、大半は上級グレードのZとなっているようです。
ボディと同色のフロントグリルが新型の特徴ですが、好き嫌いのはっきりするマスクであり、これに代えて従来タイプのブラックのグリルをオプションで希望するユーザーもかなりいるようです。
1.9%の超低金利残価設定クレジット利用者が大半を占めています。
一部に伝えられている姉妹車モデルの投入についての情報は販売店筋にはまだほとんど流れていない状況です。
ホンダは今夏に新型シビックを発売しますが、量販が期待できるのはこの新型ヴェゼルのみであり、販売店ではこちらに絞った販売促進攻勢をかけつつあります。
■ダイハツが軽自動車ラインナップの再編を断行!ムーヴまさかの生産中止!!?
ダイハツは近い将来、軽自動車のラインナップ再編に乗り出す方向で検討を開始している模様です。これまであらゆるニーズに対応させたきめ細かいラインナップを揃え、トップシェア確保を達成してきました。
ところが最近になって軽自動車需要が全般的に頭打ちとなり、同社の多彩な車種のラインナップで売れているクルマとそうでないクルマの販売格差が顕著になり、再編する必要が生じています。
引き続き売れゆき好調を維持しているのはタント、タフト、ムーヴキャンバスなどでこれら以外はモデルが古いこともあり、統合整理すべきとの声が内部で高まりつつあるようです。特にこれまで主軸的な存在だったムーヴの衰退ぶりが目立っています。
フルモデルチェンジして復活を目指すことも検討されていましたが、最近では廃止論のほうが強まる方向にあり、両側スライドドアのムーヴキャンバスに統合し、従来のヒンジ開閉のモデルを廃止とする案が浮上しています。
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