厳重すぎる警察の車列。レッカー移動のためにプラド遊撃車(パトカー)まで臨場したワケとは?

厳重すぎる警察の車列。レッカー移動のためにプラド遊撃車(パトカー)まで臨場したワケとは?

 10月下旬の夜、大阪市内南部の一般道に続々と警察車両が集結しはじめた。

 すでに白黒パトカーが1台臨場していたが、乗り捨てられた不審車両の搬送のために、それとは別に複数の警察車両が駆けつけたのだ。所轄署刑事課や本部の覆面パトカー、方面隊のパトカー2台、さらには存在感バツグンの大きなカンガルーバーを備えたランドクルーザープラドの覆面パトカー……、警察車両の数は10台近い規模となっていた。不審車両移送のためにしては、大げさすぎるこの布陣。普段ならあり得ないことだが、ここまでの物々しさにはワケがあった。実は、この1週間前に発生した「警察車列襲撃」というトンデモ事件が背景あったようなのだ。警察が「証拠品を奪われるという」先の事件を受け、二度と失態は起こさないという決意の表れだったともいえる。その鉄壁の布陣を、現場に居合わせた筆者がリポートする。

文・写真/有村拓真

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