■日産自動車西川社長が緊急会見
同日(2018年11月19日)22時より神奈川県横浜市のグローバル本社にて記者会見を実施。
西川廣人・日産自動車代表取締役社長は以下のように語った。
「現在捜査が続いているので詳しくは話せませんが、ゴーン氏の問題は大きく分けて3つあると捉えています。1、有価証券報告書へ過少に報酬を記載したこと、2、日産自動車の投資資金を不正に私的目的で投資したこと、3、日産自動車の経費を不正に私的流用したこと。」
「今回の事件は、長年にわたるゴーン体制の負の遺産と言わざるをえません。その一方で、2000年以降、多くの従業員たちが培ってきた財産もまたあると考えております。」
(「今後、株主への責任などを考えて、日産自動車としてカルロス・ゴーン氏を訴える可能性はありますか?」との記者からの質問に対して)
「おっしゃりたいことはよくわかりますし、その点についてはもちろん可能性として考慮する問題だとは思います。ただ大変申し訳ないのですが、私の口からはその点に関して、いま申し上げることはできません。本当に申し訳ありません」。
事態は急展開を迎えた。今後の展開を見守りたい。
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