■飲酒運転撲滅へ取り締まり強化か?
10月からはその安全運転管理者の義務として、(1)アルコール検知器による運転前後の酒気帯び確認と、(2)アルコールチェックの記録の1年間の保存とアルコール検知器の常時有効性確認という2つの義務が加わることになる。
アルコール検知器そのものに指定はないが、1年間記録の保存が求められるため、アプリなどで対応する事業者が増えている。
ここまでは事業者に向けての話だが、我々一般ドライバーに対する飲酒運転の取り締まりも、年末に向け強化されるはずだ。
改めて言うまでもないが呼気中アルコール濃度が0.15mg/L以上で違反点数13点、免許停止90日、罰金30万円(初犯の目安)の処分が下る。
では呼気中アルコール濃度が0.15mg/L以上とはどのくらい飲むとなるかといえば、体重60~70kgの人が缶ビール350mL1本飲んだら達してしまう数値であり、「1本で1発アウト!」なのだ。
では、夜に飲んだお酒は翌朝残らないのか? ビール500mL缶1本でもアルコールの分解に約4時間かかると言われ、もう酔いは覚めたと思って朝運転したら検挙されてしまったという話をよく耳にする。
10月以降取り締まりが厳しくなることも考えられ、自身でアルコール検知器を使う習慣を身に付けてはいかがだろうか?
何より飲酒運転で事故を起こしてしまっては、取り返しがつかないのだから。
【番外コラム】アルゼロナのアルコールチェッカー
アルコール検知器はいろいろなものが販売されているが、アルゼロナ(販売元:株式会社NAVIC)のアルコールチェッカーはワイシャツのポケットに入るコンパクトさと50回ぶんの測定記録が残る記録機能、USBによる充電式で、満充電なら300回使用可能の使い勝手のよさでも人気となっている。価格も2000円以下で販売され、ドライバーぶん揃えたいリーズナブルなアルコールチェッカーだ。
【画像ギャラリー】アルコールの分解にかかる時間はどのくらい? ギャラリーでチェック!(3枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方